【ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章】

この記事はジョジョ全巻を枕元の本棚に置き、気が向けば読み返すレベルの人間の感想であることを留意してほしい。
もちろんテレビアニメも全部視聴済みだ。

この映画で真っ先に語るべきはスタンドの描写がどれも本当に美しいことだ。
スタンドバトルについて特に気に入った2点をピックアップして書いておく。


1:スタンドバトルではほとんどスローモーションを使っていない

この映画では、アニメや漫画であるような「時間のデフォルメ」がほとんど行われていない。一瞬の攻撃の間に、スタンド使いが数コマ(アニメで言うと10秒ほど)にわたって独白するやつだ。それがないため、この映画ではリアルタイムのハイスピードなスタンドバトルを観ることができるのだ。
「スタンドバトルが高速で、観ていて何やってるのかわからない」という評を受けているほどであったが、コアなファンに言わせれば「あ、スタンドに目覚めて間もない人にはよく"見え"ないか~~~」って感じである。あちこちで言われている通り、ジョジョ原作のファンが観て楽しむため(だけ)の映画であるのは間違いない。

それに伴い、スタンドの強さの描写が大きく変わっていると感じた。
特にアクアネックレスは小型で回避能力が高く、ツバメのような速度で狭い室内を飛び回り、標的の口を狙う凶悪なスタンドとしての側面が強調されていて素晴らしかった。
バッド・カンパニーの銃弾もちゃんと銃弾らしい速度で飛び、実体を持つ兵器のような爆発音や破壊音をあげるため、原作以上に攻撃的なスタンドに仕上がっている。それに伴いクレイジーダイヤモンドのラッシュもとんでもないスピードと迫力になっている。


2:1に伴うバフやナーフに対する改変が適宜に行われている

実写版のアクアネックレスは、漫画版とやることが同じであっても非常に強そうに見えてしまう。それに伴い、原作にあったアンジェロのちょっとコミカルな描写が大幅に減り、本当に恐ろしい猟奇殺人者のような描写になっていた。その一方で、形兆には敵わないことをしっかり印象付ける(ラスボスより強い中ボスになってしまう現象を防ぐ)ために、映画オリジナルの形兆とアンジェロの食事シーンが追加されているのも素晴らしかった。

また、バッド・カンパニーは遠隔操作スタンドから自動追跡型(ただし射程は短い)にナーフされていた。
原作のままの設定だとあまりに強すぎて、仗助が勝つ映像に説得力を持たせられないので妥当な改変と思う。さらにそれに合わせて形兆のキャラクターも「マッチョな兄貴」から「ちょっと神経質な感じのお兄様」になっていたのも「スタンドは本体の心の発現」という原作精神を正しく汲んでいる。


減点部分はスタンドバトルをしていないシーン全体だ。特に演技や衣装がキャラによってマンガっぽかったりリアル志向だったりと一貫しないことや、街の遠景が日本っぽくないのに街中は日本なせいで嘘臭くなっている点は良くなかった。(例えば康一くんは見た目は「実際にいたらこんな風」というキャストだった割に、演技が漫画っぽすぎて残念だった。)

スタンドバトルを観るためだけの映画と言ってしまえばそれまでだが、その分スタンドバトルの完成度はかなり高いので、機会があればスタンドバトルシーンだけでも観てほしい。

“三人組”といったらどういう3人をイメージするだろうか。
あるいは、映画やアニメやゲームに出てくる3人組はどういうものが好きだろうか。

3人組キャラのデザインには大きく分けて2つの方向性があると思っている。

その1  3人が全員同じ属性の「東方の三賢者型」
マジックで言うと《ヴェンディリオン三人衆》、ガンダムで言うと《黒い三連星》のように、3人(機)がほとんど同規格の三人組だ。同一規格が3人揃うことで作中での存在感を発揮できるだろう。


その2  3人がバラバラの方向性の「運命の三女神型」
マジックで言うとナヒリ・ウギン・ソリンと言ったところか(マジックにおいてバラバラの方向性のキャラのグループは大体5枚サイクルにされるので好例が少ない)。ガンダムで言うとSEEDのフォビドゥン・カラミティ・レイダーガンダムだ。あるいは迫真空手部の三人組だ。3人がそれぞれキャラ付けされているので見ていて飽きないだろう。


そして、その1.5とも言うべき、「三銃士型」も定義しておきたい。
共通規格や共通点を多く持ちつつ、個々が独自色を持っているパターンだ。
マジックで言うとエムラクール・ウラモグ・コジレックが代表例だろう。ガンダムで言うとOOのスローネ3機だ。
3人の”サイクル”を強く意識させつつも、それぞれの長所や出番、物語を楽しむことができる、物語における最強パターン候補と言っても良い。(私はこれが一番好きだ)


前置きが長くなったが、映画【ドリーム】は一見「その1」の「東方の三賢者型」だが、見る人が見れば「その1.5」の「三銃士型」として最高の物語を紡いでいることがわかるのだ。
映画全体の大テーマは「知の力で黒人差別に打ち勝つ」なのだが、【ドリーム】はそれを「三賢者型」の3人それぞれの人生でしつこく繰り返すだけの薄い映画ではない。
この映画は大テーマに加え、3人それぞれに黒人かどうかに関係ないサブテーマが盛り込まれているのだ。


【ドリーム(原題:Hidden figure)】 ネタバレ少なめ

ストーリーは史実に基づいており、ソ連との宇宙開発競争時のNASA職員の黒人女性3人(3人とも数学めちゃくちゃできる)が黒人差別に打ち勝ち、宇宙開発を助けて無事アメリカの成功に導く、という物語だ。

皆、「黒人で、女性で、数学ができる」という共通項を持っている。
3人はそれぞれの部署で黒人差別(それも害意なく行われるのが恐ろしい。悪意のはけ口として、悪いことをしているという自覚を持った迫害というより、完全に偏見・因習なのだ。)により不当に低い扱いをされてしまう。
それぞれの部署は1人は飛行軌道計算、1人はエンジン設計、1人は計算全般だ。

私は日本の最多数民族の日本人で、男性なので、【ドリーム】の3人のような差別を受けている立場にはない。
では、彼女たちに感情移入できず一方的に加害者側にまとめられ、映画館で謂れのない説教をされて終わるかといえばそうではない。

3人の持つ独自のテーマは、3つとも現代日本で応用数学をする者にも当てはまる課題なのだ。

◆サブテーマ1
飛行軌道計算のキャサリンのサブテーマは、「物理・工学系による数学徒の軽視」だ。
キャサリンは他の飛行軌道計算メンバー(物理・工学系)の計算をチェックする係なのだが、彼女はただの”チェックした”というアリバイ要因程度の扱いを受けてしまう。
彼女の部署の他の人々はロケットを飛ばす計算は物理・工学徒にしかできないと本気で信じているのだ。

計画における彼女の重要性が認められるきっかけとして、他のメンバーが「この微分方程式さえ解ければ…」と頭を悩ませる中、キャサリンがオイラー法(微分方程式の解を近似的に求める手法。ロケットが飛びさえすれば良いので、微分方程式を厳密に解く必要はないのだ)を用いて数値解を求め、皆が驚く、というシーンがある。

現代に数学を学ぶものの視点からすれば、NASAの高学歴が揃ってキャサリン以外は皆が皆解析解を出すことしか考えることができないのは正直ヤバいし、私ならそんな人間のロケットには絶対乗りたくない(実際に作中の宇宙飛行士も終盤「キャサリンによる検算が終わるまで飛ばない」と語る)のだが、応用数学を軽視する彼らならありえなくもないのだろう。
しかもその後(人種差別が非合理であることはわかったあとも)も大して反省せずに”ただの計算手”のキャサリンの名前を報告書に載せなかったり会議に同席させなかったりする始末だ。
しかしキャサリンは粘り強く力を発揮し続け、最終的に、彼女は数学自体の宇宙計画における重要性をNASAに示したのだ。


◆サブテーマ2
エンジン設計担当のメアリーのサブテーマは、「政治参加との戦い」だ。
彼女の夫は黒人の人権を獲得するために戦い続ける運動家だ。メアリーや子供たちにも政治運動への参加を求めるが、彼女は自身の研究を優先したいために夫婦に不和が生じる。
メアリーは自身の就学のためには法廷闘争をする(彼女が行きたかったのは白人しか入学が認められていない学校だった)が、決して人権運動には寄与しない。
「(黒人のメアリーは)夜間のみの就学を認める」という非常に差別的な判決を受けても、自身が学べるようになる喜びで笑う彼女が象徴的だった。
同胞のために戦わない政治的無関心を責める者がいるが、メアリーは人種の自由のために戦うことよも価値を感じるものを選んだのだ。

◆サブテーマ3
計算室のリーダーだったドロシーのサブテーマは、「組織内の権力闘争」だ。特に「経理の小奇麗なインテリVS現場の技術者たち」だ。
ドロシーは計算室の待遇を改善するために、計算室の他の黒人女性たち(有色人種の計算室が分けられていたので、ドロシーの部下は全員有色人種だ)とIBM(当時の最先端コンピュータ)の操作を学び、それを武器に立場の改善要求を通したのだった。
非技術者出身の管理職が、なぜか実際にモノを作るのに不可欠な技術者を下に見て支配している構造は日本にも多いようだ。

どうだろうか。
何かしら身に覚えのあるテーマがあるのではないだろうか。

この映画は痛快なストーリー及び女優の名演、音楽が素晴らしく、それだけでも観る価値がある。加えて、あなた自身が応用数理に携わっているのならあなた自身が当事者である問題が描かれている「あなたのための映画」であるだろう。

久しぶりのDNは、スティーブンキング的「少年の夏の日」映画を2本まとめて語ることにした。

ITは若干ネタバレがあるかも…

【IT / イット “それ”が見えたら、終わり。】(未見者向け)
【スタンド・バイ・ミー】

ITは元はスティーブン・キングの小説で、1990年にも映像化されて殺人ピエロというコンテンツを世に広めた立役者だったらしい。
私が観たのは2017年のリメイク版だ。

そもそも、ITをホラー映画の括りにいれてよいかどうかは非常に難しいと思っていて、(この言及自体すでにかなりのネタバレになってしまうのだが)メインに据えられているのは恐怖現象ではなく、恐怖に立ち向かう少年達の冒険と成長なのだ。

クールな殺人鬼がユニークな殺し方するのを見るゾ~~!っていう気持ちで映画館に行くと、大きく期待を裏切られることになる。その衝撃を映画館で味わって欲しいという思いと、凡百のホラーではないから是非期待して観にいって欲しいという思いとがあったため、どのような日記を書くかかなり迷ってしまった。
そして、結果として後者を選ぶことにした。
(もちろん、ホラー映画として観ても完成度は高く、期待していたような猟奇殺人を見ることはできた。ただ、少年達の成長や悩みに関するシーンにも尺が裂かれていて、全編恐怖映像というわけではない。それがかえって怖さを引き立てる気もする。(恐怖には鮮度がある理論))


予告編で伝わるとおり、物語は子供のみを標的とする殺人ピエロ「ペニーワイズ」が田舎町(の子供たち)を恐怖に陥れるところからスタートする。
ペニーワイズは標的をすぐには殺さず、何度も目の前に現れて恐怖を与え続け、弄ぶように殺しを行うのだ。
ペニーワイズを恐れる少年達は大人たちの手を借りられず(大人にはペニーワイズが見えない)、自分達のみでペニーワイズに対峙する。
その過程で、個々人の抱える問題にも立ち向かい、人間的にも成長していく(この辺りはスタンド・バイ・ミーと同じだ)。

任天堂のRPG,MOTHERシリーズの糸井重里氏はスティーブンキングの小説に影響を受けたそうだが、ITもまた非常にMOTHERらしい映画だった。
いうなれば、超怖いMOTHER2というところだ。
もちろんTVゲームのRPGが登場するより前の時代の原作なのだが、ITは良い意味で非常にRPGっぽい。
少年に信頼できる同年代の仲間ができ、共に冒険をするのだ。

私は1988年生まれだが、小学生の頃にRPGにめぐり合えてよかったと思う。
仲間と旅に出ることへの憧れを教えてくれたのはMOTHER2やFF7だったが、その憧れが今の人生(仕事・プライベート)を豊かにしていることは間違いない。

成人してからITやスタンド・バイ・ミーを観て、少年の夏の日に戻れないことを悔やんで欝になる可能性は間違いなく存在する。
ただ、実際には大人になって友人と冒険の旅ができないなんていうことは決してない。現に私は気心知れた友人とひたすら街を歩き続けるという余暇を楽しんでいる。それもキャッスルロックやデリー(スティーブンキングの世界にある架空のアメリカの田舎町)やオネットやツーソン(MOTHER2版のそれ)のような田舎町でなく、新宿や銀座や丸の内や豊洲という都会である。
少年の夏の日に戻れないことを悔やんで欝になる前に、”こういう旅でのみ得られる友情と成長がある”ということ、そして”旅は田舎だけのものじゃないし、少年だけのものじゃない”ということを知ってほしいということを言っておく。

このブログを読んでいる人の多くはマジックプレイヤーであり、休日に遊ぶ価値観の合う仲間は同年代の人より多いはずだ。
欝になることを恐れずに、是非ITとスタンド・バイ・ミーを今一度観てほしい。きっと休日が今まで以上に輝くだろう。


【スタンド・バイ・ミー】

原作は既読だったが、映画は今の今まで観ていなかった。
私をよく知る人間にこのことを伝える度にとんでもなく驚かれていた。
美少年及び美少年同士の友情が大好きで、映画も好きなら絶対観ているだろうという類推なのだろう。
原作を読んでとても気に入ったと同時に、今見ると「少年の夏の日に戻れない欝」に罹患するのではないかという恐怖があり、ずっと観られないでいたのだ。

ITのレビュー(と言う名の自分語り)に書いた通り、ここ2年位友達と街歩きをしているわけだが、先週末には良い旅が連続的に訪れたので満を持して視聴に踏み切ったのだ。
子役の演技も脚本のテンポもカメラワークも音楽も細かいシーンの描写も本当に素晴らしく、原作以上の破壊力があり「あ、これエモすぎる…観るタイミングによっては死んでた…」という感じだったので一命を取り留めたと言える。
詳しい感想は後日書くことにしよう。

ただ、読者の皆さんには「エモさの急性中毒死」に本当に気をつけて視聴していただきたい。
特に1988年前後生まれの成人男性の方はショック死する危険性があるから、【ファイト・クラブ】を先に観ておいた方がいい。
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スペースは29日木曜 東エ35aです。


詳しい情報はまた来週に。
デッキは昇天。

R1 緑白エメリア ○
対戦相手がRIPおいてくれてむしろ助かってしまった

R2 BGランタン ×
カラデシュで発明博覧会入ってすごく強いんですけど…
罠の橋でTITIを、ハンデスで昇天を対処されて負け

R3 親和 ○
頭蓋囲い着いた勇者に殴られるが、TITIが変身して逆転。


まだたまに「あ!ミスった!」があったから練習していこう。
振り返ればとても良いグランプリだった。

他のプレイヤーも楽しんだようで、各アーキタイプごとに現地で意気投合してLINEグループが出来上がっているのが非常に見ていて楽しい。今のところ観測したのはドラゴンストンピィグループ・マーベリックグループ・デスタクグループ。

グリクシス・4C・スゥルタイ・青赤など様々な型を合わせれば最大勢力のデルバーでLINEグループは難しいかもしれないが、せっかくなのでお気に入りデッキを日記に公開しておく(後少しで入賞・公式掲載だったのだが)。

(コメントや質問、ディスカッションは歓迎です。)


【メインボード】60枚
4 秘密を掘り下げる者
4 死儀礼のシャーマン
3 若き紅蓮術士
1 グルマグのアンコウ
1 真の名の宿敵
4 思案
4 渦まく知識
4 意志の力
4 目くらまし
4 稲妻
2 陰謀団式療法
1 突然の衰微
1 四肢切断
4 ギタクシア派の調査
1 呪文貫き
2 Underground Sea
3 Volcanic Island
4 不毛の大地
1 Tropical Island
2 汚染された三角州
2 溢れかえる岸辺
2 霧深い雨林
2 沸騰する小湖

【サイドボード】15枚
1 陰謀団式療法
1 Fire Covenant
1 死の投下
1 墓掘りの檻
1 硫黄の渦
2 紅蓮破
1 悪意の大梟
1 外科的摘出
1 突然の衰微
1 ヴェンディリオン三人衆
1 無のロッド
1 真髄の針
2 狼狽の嵐

デッキには何一つ不満はなく、役に立たないサイドカードもなかったと思う。
アンコウがYPMデッキにもデスタクにも奇跡にも弱いと考えて、メインに1枚だけにしたのは正解だった。代わりに入れたTNNは除去されない3点クロックとしてかなり強力だった(ブロッカーとしてはあまり役に立たない)。ただ、ジャンド相手がさらに辛くなった感じはあるが、いまさらどうこうなるマッチアップでもないしそれほど遭遇しないデッキなので気にしないことに。

また、墓地を消費しなくなったのでサイドに1枚入れることが可能になった《死の投下》もミラーマッチでTNNを除去するケースはもちろん、1マナでクロックを2体排除するだけでもかなり良い仕事をした。

よく対奇跡のために《苦い真理》を入れているデッキリストがあるが、実際に試したところほぼ専用サイドの上にあまりインパクトがなかったのでミラーでも有用・コンボ相手にも使える狼狽の嵐の2枚目に差し替えた。
デッキはグリクシスデルバーt衰微。


初日

2バイ
ティムールデルバー(強大化とか火炎破はいってるやつ) ○
デスタク ×
白エルドラージ ○
MUD ○
バーン ○
4Cデルバー ○
カナスレ ○

8-1


二日目
ジャンド ×
URデルバー ×
リアニメイト ○
URデルバー ○
4Cデルバー ×
カウンターバーン ○

トータル11-4、賞金まで2点足りず!



帰りにニュージーランドのショップオーナーや台湾のレガシープレイヤーと食事して帰宅。
海外マジック事情、面白いw
すっげえかっこいいデッキ組んだったww

あと結婚式用に買ったかっこいいスリーピーススーツ(礼服)を結婚式以外でも着たいから着ていくと思います。

さらに今年の誕生日(8月19日)にかっこいいプレイマットを貰ったのでそれをしいてプレイしようと思います。

あとは勝ち進んでかっこよくカバレージに乗るだけだね。
2016年現在成立するもののみ。

グリセルストーム
MUD
土地単
マナレスドレッジ
感染
デスタク
フォーホースメン
バント系フェアデッキ
エルドラージ
ジャンド
ベルチャー
親和
アルーレン
使ったもの(借りたりレガシーガントレットで渡されたりしたものも含む)

エルフ
アブザンアグロ
青赤デルバー
バーン
アグロローム
ミラクル
Nic-fit(アブザン、スゥルタイ)
リアニメイト
Poxリアニ
カナスレ
パトリオット
チームアメリカ
ペインター
ドレッジ
12post
ドラゴンストンピィ系
エンジェルストンピィ
緑単ストンピィ(感染にあらず)
ANT
baseruption
デスブレード
マーフォーク

まだ使っていないものは次回



18人で抜けました。
デッキは全日横浜で抜けた友達のと74枚同じジェスカイドラゴン。

RPTQ抜けてハワイ行きたい…
使用デッキはごくごく普通の奇跡。

URデルバー
SnT
アブザンヘックスメイジデプス(分け)
バントミッドレンジ
グリクシスコントロール
リアニメイト
スゥルタイカスケード

に当たって6-0-1の優勝!

本戦もがんばる…といいつつ本戦モダンなのね。
人生MTG。久しぶりに更新しました
人生MTG。久しぶりに更新しました
http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg177844?track=verticalwatch_next2

今回は4コマ1本と、中編10ページです。
【アイアムアヒーロー】
ストーリーは原作と同じ(ショッピングモール脱出まで)なので、割愛。
日本のゾンビ映画を観たのは初めてだったが、これはかなり良くできていた。
ゾンビは僕が好きな走るタイプ、しかも生前の行動をトレースするタイプで、この時点で高得点を上げてしまいたい。
映画自体もゾンビコメディやパロディに逃げない正統派ゾンビ映画なのも、良くぞ日本を舞台に撮ってくれたと感謝したい。

何より良いのは、その走るゾンビが日本の密集した住宅街に発生して瞬く間に感染拡大していくシーンだった。日本の住宅街を走るゾンビが駆け回るシーンは後にも先にもなさそうだ。
富士の樹海は日本らしい森林で、腐敗の仕方も湿度の高い日本に準拠した傷み方で、西洋のゾンビ映画とは少し違ってユニークだった。

その一方後半のショッピングモールの戦いは(ストーリー上では主人公がヒーローになる大事なシーンであるのだが)他のゾンビ映画でも見られる少々凡庸なものだった。
ただ、そのシーンも非常に迫力ある映像だし、英雄役の演技もかなり上手かったのであまり退屈しなかった。


【スラムドッグ$ミリオネア】
ダニーボイル監督の映画。

Amazonプライムで無料で見られたので、気になっていた作品を。
インドのスラム出身の電話通信士がクイズ・ミリオネア(インド版)に出場して決勝まで勝ち進むものの、その出生から不正を疑われてしまうところから映画がスタートする。

いかにしてクイズの答えを知っていたかを過酷なスラムでの人生を振り返りながら語るのだが、それぞれのエピソードが連続していて非常に熱く、かつクイズで回答するシーンも(視聴者は主人公が決勝まで進むと言う結果を知っていながらも)白熱する。

ストーリーのテンポのよさと、現在とリンクする回想シーンが非常に良くできていて、回想が終わり現在(決勝前に主人公が捕まるところ)に戻ってから最終クイズに臨むシーンがすごく気に入った。


【ズートピア】

ディズニー映画は好きな映画と嫌いな映画の幅がかなり広くて、ウォーリーは正直酷いと思った反面、シュガーラッシュやカーズはかなり楽しんだ。
ズートピアはどっちサイドか不安だったのだけど、予告編のうさぎとキツネが可愛かったのと他に観るのが特に無かったのとで観にいった。

動物は皆擬人化されているのだが、ウォーリーと違って人間は登場しないので「獣ごときが人間の真似事か!」とキレる事態(http://shiosainouta.diarynote.jp/201508061553264906/ 参照)にはならなかったし、動物の大きさを忠実に守っているのもとても良かった。そして体格差でトラブルが発生したりする様子も、なかなか世界設定が練られていると思った。

警察になったジュディ(うさぎ)が詐欺師のニック(キツネ)と組んで事件を解決するのがストーリーのメインだったのだが、その事件もアクションも結構本格的なバディもので面白かった。

以下、若干ネタバレ。















作品のテーマは「多様性」の共存であり、草食動物と肉食動物を使って全編を通じてそれが主張されている。

ただ、物語の最後で詐欺師だったニックがジュディと同じ警察官になる後日談がついてくるのだが、コレが完璧に蛇足だったと思う。草食動物と肉食動物の多様性は認めるものの、アウトローの生き方や出世や成り上がりを目指さない生き方は認められない「多様性」になってしまった。
生まれ持った性質の多様性は認めるものの、幸せの形や生き方の多様性はあまりフォローが無いようだ。非常にアメリカらしい価値観だとも思う。

不満点は最後のオチだけだったので、映画としては95パーセント以上の時間を楽しめてなかなか満足であった。



4/10

青白黒コントロール 2-1 (Single elim. ,+60 PP)

緑白ミッドレンジ 1-2 (Swiss,-60 PP)

赤白コントロール 3-0 (Swiss,+50 PP)


Total +50 PP

やっぱりコントロール環境。今回のに限らず今まででキューブかなりやってきたけど、コントロール以外が強かった例ってほとんど無いような・・・

あと今回若干軽い置物が多いせいか、ミラーリズウェイクがそこまで強くない気がする。
【キル・ビル】
タランティーノ監督のアクション映画。
ヘイトフル・エイトやジャンゴもかなり楽しい映画なんだけど、キル・ビルはさらに楽しさを突き詰めたような映画だった。
日本刀を構えた主人公に、ボスの「やっちまえ!」の声で刀を持った手下達が襲い掛かってくる、といった時代劇的な様式美を備えながらも、その出で立ちは黒スーツにマスクだったり、ブレザーの女子高生暗殺者「GoGo夕張」が登場したりと日本のサブカルっぽさも取り入れている。
そもそも回想シーンが唐突にアニメになるし。
加えてシルエットになって殺陣を演じたり、噴水のように血が噴き出したりする映像の美しさもある。

以上の怪しい日本風のシーンは戦いの場が東京だからであり、アメリカでの戦いのシーンはアメリカのスパイ映画らしいナイフアクションを演じている。

タランティーノらしく章に分かれてるんだけど、どの章もその舞台に合わせて作風を変えてきているのが本当に楽しかった。


【キャロル】【激突】
近いうちに書く。
キャロルは昨年度自分の中では最高に近い映画だったと思う。


【オデッセイ】

大まかなストーリーは火星に取り残されたマット・デイモンが次に火星探査船が来て救出されるのを待つ、といったストーリー。
小説原作で、映画より原作を推す声も良く聞くし、確かに映画ではテンポを優先して説明不足(というか気になるところ)が多いとは思った。
ただ(細かい理由はネタバレになるので後述するが)映画も映画で非常に面白く、是非観にいって欲しい。

プライベートライアン然り、助けに行く相手のキャストがマット・デイモンなのが本当に良い。誠実そうな顔と、諦めて投げ出さない性格の演技とでどうにかして助けてやりたくなる気持ちが湧いてくる。

以下、若干ネタバレ。














火星に一人ぼっちで生存、と聞いてキャストアウェイを想像したが、キャストアウェイパートは地球と連絡が取れることで早々に終了し、後半は地球からなんとか助けに行く策を練るプライベート・ライアンパートが始まる。
持ち合わせた知識と道具で土と水を作ってジャガイモを育てるシーンは中々興味深く、キャストアウェイパートをもう少し観ていたい気もしたが、地上の若い物理学者が理論で救援作戦を立案するシーンはかなり格好良くて好きなシーンだった。

上官が助けに行くな、というのに現場の部下が独断で助けに行くシーンはいかにもアメリカ映画的で正直茶番感が強かったがアメリカの観客的には喜ばれるのだろうか?
ただ、後半のその箇所を除けば最後の救出はかなり感動的に描写されていてかなり熱中してみていたと記憶している。

上にも書いたが、主人公の諦めない姿勢と悲しみと苛立ちと希望とがとてもよく演じられていて、最後に助かって地上にいる主人公を見られたときは本当に心から安心できた。

プライベート・ライアンのときもマット・デイモンが演じるライアンは一目で誠実で熱心な若い兵士だと分かって、主人公チームが犠牲を出しつつライアンに会いに来たときには報われた感じがしたし、本当にこういう役が天職なんだと思う。

原作ではおそらく補われているであろうが映画では尺の都合かサラッと流されていた気になったシーンは
・中国の宇宙開発局の長官があんなに簡単に協力できるものなのか?
・食糧輸送ロケットのチェック、どんなに急いでいてもやるべきでは?チェックをしているとどのみち次の発射チャンスを逃す、とかいう状況だったのだろうか?
・火星探査船のパイロットが上官に背いて独断で火星に引き返すシーン、あんなこと物理的・道義的にできるものなのか?その場で計算しなおして簡単に航路を変えられるものなのか?
・火星の荒原の中でどうやってマーズパスファインダーを見つけたのか?(金属探知機的なもので見つけられるのだろうか)

あたりがあった。
暇があったら読もうと思う
【ヘイトフル・エイト】

タランティーノ監督の最新作西部劇。ネタバレなし。

西部開拓時代の映画、所謂西部劇だが、よくイメージされる砂嵐の中でタンブルウィードが転がっている季節ではなく吹雪の中が舞台。密室ミステリーのように雪で閉ざされた小屋に8人の男女が集まり、殺人事件が起こるという西部劇らしからぬものとのハイブリッド型の作品だ。荒野を駆けないのに西部劇要素が残るのか、という心配もあったが、会話や時代背景にそれらしさが出ていたのでただの密室ミステリーに終わることはなかった。

3時間もある映画で、(ミステリーなので)会話が多いのに退屈させない映画だったのは、ひとつの要因は台詞回しが上手いからであり、もう一つは最初から密室で殺人が起こる、という触れ込みだったからだと思う。登場人物が皆ならず者で、彼らの関係は非常に険悪で、誰と誰が殺し合いを始めてもおかしくない会話内容で、いつどっちかがキレて殺人が始まるのかヒヤヒヤしながら映画を見ることになり、会話シーンも一切気が休まらない映画だった。

加えて視線誘導やテンポのよさもあり、観ていて長さがまったく苦痛にならないように作られていると感じた。
R-18というだけあって全体的にグロいし景気よく殺人が行われるので見る人を選ぶとは思うけどとにかく全編楽しいので人によってはオススメ。
まず【ジャンゴ 繋がれざる者】を見て作風を予習しておくと良いかもしれない。
ジャンゴの方が若干マイルドだったような気がする。
でもどちらかといえばヘイトフル・エイトの方が好きだったよ。

MOドラフト5

2016年2月10日
2/10
赤黒欠色アグロ 0-1

2/11
緑黒 1-1

消費 6パック

1 2 3 4 5 6 7 >

 

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