MTG 優柔不断男子のための決定法
2010年10月11日コメント (8)まずはこちらのニュースをどうぞ。
恋人と
「ねぇ、今日のデートはどこに行きたい?」
「君のいきたいところでいいお(^ω^;)」
職場で
「昼飯どこにするよ?」
「どこでもいい」
ゼミで
「やってみたいテーマはあるかね?」
「何でもいい」
このような相手に選択を丸投げするのは相手を気遣っている・尊重しているようで実際やられるとかなり面倒くさいものです。人間関係に少しずつヒビが入っていってしまうことになるのではないでしょうか。(特に3つ目は大学生活終了まである)
とはいえ実際は自分がデートコース・昼食のメニュー・発表テーマをバリバリ決めて相手の意思を無視してしまっているのではないかと不安になってしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか。意思ならまだしも、相手の昼食の予算、研究室の設備事情や先生の熟達したジャンルなどを無視しては大変なことになりかねません。
二人に関係することを二人一緒に決めたいと思う気持ちは自然なものだと思いますし、否定すべきではないと思います。しかしそう思うなら相手に決定を完全委託してしまうのも問題だと気づくことでしょう。
さて、前置きが長くなりました。
そんな優柔不断な日本人的気質の皆さんのために不肖キャロルが「二人で何かを決める方法」をいくつか考えてみました。具体例を交えて解説しましょう。
1.《けちな贈り物/Gifts Ungiven》法
具体例(大会の帰りに食べるものを考えています)
A「『イタリアン』『うどん』『チーズケーキ』『エスニック』 4つあるけどどれがいい?」
B「ならイタリアンとチーズケーキで」
「《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》《通電式キー/Voltaic Key》《修繕/Tinker》《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》」くらいのキツい4枚を選びましょう。
2枚は墓地に置かれることを前提として、それを回収することのできるカードを選択に入れるのもクールです。(ここではヨーグモスの意思)
「じゃあエスニックは平日昼間にランチで行くか(笑)」
2.《嘘か真か/Fact or Fiction》法
具体例
週末のデートコースを考えています。
A「『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『徹夜カラオケ』とかしてみたい」
B「最初に三つはまとめてできるけど、残り二つは別かな」
注意していただきたいのが、最初に5枚で
『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『ホテル』 ないし
『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『ハッテン場』などが
公開されることがあるかもしれません。
そうなった場合対象の対戦相手に『ホテル』ないし『ハッテン場』と『それ以外』に分けられることかと思いますが、そこは皆さんのプレイングや状況判断を優先してください。
「ぼ…僕ハタケヤマ(仮)先輩と一日中ハッテンしていたいです///」と判断すべきか本当にハッテンだけは嫌なのかを上手く見極める必要があると思います。仮名に悪意はありません。
幸い残りがライブラリーボトムに送られることはないので、
「うん、じゃあホテルは今度行こうか」
と墓地回収するのも一興です。
このカードは山を二つに分けるのもかなり大変なので、自分が《嘘か真か/Fact or Fiction》を使わなくても、正しくカードを二山に分けられるように練習を積んでおきましょう。
ちなみに《嘘か真か/Fact or Fiction》って墓地に直接カードが行くのでナルコメーバも戦場に出るんですね、wiki見て初めて知りました。
3.《直観/Intuition》法
例(古典)
「お帰りなさい、お風呂にする?ご飯にする?それともあたし?」
大変シンプルです。3択から一つを選んでもらいましょう。
基本テクですが、「あたし?あたし?それともあたし?」と同一のカード3枚を選ぶこともできます。
あまり極端な肉食的行動に出ると《根絶/Extirpate》されて台無しになってしまうことも。
らせんブロック以降で、墓地に2枚同名カードが落ちることのリスクともいえるでしょう。
まとめ
斯様な山分け系カード。
教示者系になれないからといって相手に全てを押し付けてしまう《誘導路/Guided Passage》のようなのもよろしくないということですね!
「なんでもいいよ」決断力のない友人にウンザリ
友人に「今日のお昼、なにが食べたい?」とたずねたところ、返ってきたのは「なんでもいいよ」という、いつもの答え。いつの間にか、お店を探すのは自分の担当になっていた。たまには彼女も率先して決めてくれるとうれしいんだけど… どこへ行くにも自分の希望を言わず、ただついて来るだけの友人にイライラ、みなさんもそんな経験はないでしょうか。教えて!gooにも同様の相談が寄せられていました。
「『どっちでもいいよ』『どこでもいいよ』ばかりで疲れます」
何をするにも決断をゆだねてくる友人に疲れてしまったという質問者からの相談。自身も相手に決めてもらいたいタイプであり、友人にもイニシアチブをとって欲しいという質問者に対し、回答者からはさまざまなアドバイスが寄せられました。
「決め事はあなたがしてくれるという気楽さから『お任せ』になっているのでは」と分析するsumikyoさん。「何時も自分好みばかりで決めるのは飽きたから、これからは交互に探すようにしない? お互いに約束する時は、日にち、場所、時間、行く所、を決めてからしようよ」と提案してはどうかとアドバイスしています。また、uniunixさんは、主導権を握らなくともよい方法を提案しています。それは、場所を決める際にまずさっぱり系かこってり系かをたずね、「さっぱり系だったらオススメない?」というように相手を誘導していけば、主導権を握ってもらうことができるというもの。
■私が「なんでもいい」をやめたワケ
一方、かつては「なんでもいい」というセリフをよく使っていたというsiki7008さんからこんなアドバイスが。
以前は遠慮して「なんでもいい」という言葉を使っていたものの、同じタイプの友人を持ってから、この言葉は相手に合わせているようで実は丸投げしているズルイ言葉だと気付いたのだそう。
そして、なんでも決めてくれていた友人から「もっと意見を言って欲しい」と言われて以来、意見を言う側になったのだとか。友人からは「誰だって決めてもらう方が楽なんだよ」とハッキリ言われたそうですが、この言葉に対し、申し訳ない気持ちにはなったものの、嫌ではなかったとのこと。ときには遠慮がちな友人に対して自分の思いをハッキリと伝えることも、重要なのかもしれません。
では、「なんでもいい」と言いつつ、いざ店を選ぶと「入りたくない」といわれた場合はどうしたらよいのでしょう。そういう相手には、あらかじめ「何が食べたくない?」「どこに行きたくない?」といった聞き方をしているというron_ulさん。いわく「優柔不断な人でもこういった質問には答えられる」そうで、「単刀直入に『嫌いなものは何?』これって便利です」とのこと。
「なんでもいいよ」「どこでもいいよ」が口癖になっているというみなさん、ひょっとするとお友達は、アナタの「ここに行こうよ」という誘いを待っているかもしれませんよ。(熊)
恋人と
「ねぇ、今日のデートはどこに行きたい?」
「君のいきたいところでいいお(^ω^;)」
職場で
「昼飯どこにするよ?」
「どこでもいい」
ゼミで
「やってみたいテーマはあるかね?」
「何でもいい」
このような相手に選択を丸投げするのは相手を気遣っている・尊重しているようで実際やられるとかなり面倒くさいものです。人間関係に少しずつヒビが入っていってしまうことになるのではないでしょうか。(特に3つ目は大学生活終了まである)
とはいえ実際は自分がデートコース・昼食のメニュー・発表テーマをバリバリ決めて相手の意思を無視してしまっているのではないかと不安になってしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか。意思ならまだしも、相手の昼食の予算、研究室の設備事情や先生の熟達したジャンルなどを無視しては大変なことになりかねません。
二人に関係することを二人一緒に決めたいと思う気持ちは自然なものだと思いますし、否定すべきではないと思います。しかしそう思うなら相手に決定を完全委託してしまうのも問題だと気づくことでしょう。
さて、前置きが長くなりました。
そんな優柔不断な日本人的気質の皆さんのために不肖キャロルが「二人で何かを決める方法」をいくつか考えてみました。具体例を交えて解説しましょう。
1.《けちな贈り物/Gifts Ungiven》法
Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを4枚探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
具体例(大会の帰りに食べるものを考えています)
A「『イタリアン』『うどん』『チーズケーキ』『エスニック』 4つあるけどどれがいい?」
B「ならイタリアンとチーズケーキで」
「《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》《通電式キー/Voltaic Key》《修繕/Tinker》《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》」くらいのキツい4枚を選びましょう。
2枚は墓地に置かれることを前提として、それを回収することのできるカードを選択に入れるのもクールです。(ここではヨーグモスの意思)
「じゃあエスニックは平日昼間にランチで行くか(笑)」
2.《嘘か真か/Fact or Fiction》法
Fact or Fiction / 嘘か真か (3)(青)
インスタント
あなたのライブラリーのカードを上から5枚公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。あなたは、どちらか1つの束のカードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
具体例
週末のデートコースを考えています。
A「『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『徹夜カラオケ』とかしてみたい」
B「最初に三つはまとめてできるけど、残り二つは別かな」
注意していただきたいのが、最初に5枚で
『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『ホテル』 ないし
『遊園地』『映画館』『夜景』『大回り(鉄道)』『ハッテン場』などが
公開されることがあるかもしれません。
そうなった場合対象の対戦相手に『ホテル』ないし『ハッテン場』と『それ以外』に分けられることかと思いますが、そこは皆さんのプレイングや状況判断を優先してください。
「ぼ…僕ハタケヤマ(仮)先輩と一日中ハッテンしていたいです///」と判断すべきか本当にハッテンだけは嫌なのかを上手く見極める必要があると思います。仮名に悪意はありません。
幸い残りがライブラリーボトムに送られることはないので、
「うん、じゃあホテルは今度行こうか」
と墓地回収するのも一興です。
このカードは山を二つに分けるのもかなり大変なので、自分が《嘘か真か/Fact or Fiction》を使わなくても、正しくカードを二山に分けられるように練習を積んでおきましょう。
ちなみに《嘘か真か/Fact or Fiction》って墓地に直接カードが行くのでナルコメーバも戦場に出るんですね、wiki見て初めて知りました。
3.《直観/Intuition》法
Intuition / 直観 (2)(青)
インスタント
あなたのライブラリーからカードを3枚探し、それらを公開する。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその中から1枚選ぶ。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。その後あなたのライブラリーを切り直す。
例(古典)
「お帰りなさい、お風呂にする?ご飯にする?それともあたし?」
大変シンプルです。3択から一つを選んでもらいましょう。
基本テクですが、「あたし?あたし?それともあたし?」と同一のカード3枚を選ぶこともできます。
あまり極端な肉食的行動に出ると《根絶/Extirpate》されて台無しになってしまうことも。
らせんブロック以降で、墓地に2枚同名カードが落ちることのリスクともいえるでしょう。
まとめ
斯様な山分け系カード。
教示者系になれないからといって相手に全てを押し付けてしまう《誘導路/Guided Passage》のようなのもよろしくないということですね!
コメント
しかし物凄くよくわかる説明ですね。この感動はmtgプレイヤーのための彼女の作り方以来です。
そしてこれを見る限りドレッジャーな自分は相当自分勝手なようです。
大体同じ意味なので《けちな贈り物/Gifts Ungiven》との相性は良好です^p^
>もまさん
まぁ一番いいのがはっきり決まっていれば教示者で問題ないですがね。
精神隷属させてから《嘘か真か/Fact or Fiction》で5ドローなんかも素敵です。
>ンリソさん
その記事って翻訳のアレですか?
適切な装備品がないと子供トークンが戦場に出てしまうとかいうやつ
>ブイさん
ありがとうございます 精進します
キッカーやスレッショルドで人生を語れる日も来るのだろうか。
「大回りとそれ以外に分けますが」
「じゃあ大回りで」
>コテツさん
マジックが対人ゲームである以上、マジックを極めし者は対人関係も極めているはず!
きっと殿堂入りプロプレイヤーともなると、9~10人のガールフレンドがいてPower9とかPower10とか呼んでるに違いありません。
「このエメラルドはもういらねーな(笑)」
「プレイドじゃあな(笑)」
「フヒヒwwww拙者のブラックロータスはミントでござるよwww」
#方々にごめんなさい。(゚ω゚ ;U)