映画: グラディエーター
2015年8月21日 映画 コメント (2)【グラディエーター】
ローマ軍・ローマ市民・ローマ帝国辺境地に至るまで非常にリアルな、少なくとも現代人がこれですよ!と言いたくなるローマが描かれていて映像は超良かった。
ローマ軍将軍だったマキシマスは皇帝アウレリウスに傲慢な皇太子コモドゥスを皇帝にせず議会政治に移行したい旨を打ち明けられる。
しかし、そのことを聞いたコモドゥスはアウレリウス帝を殺害し、自身が新たな皇帝になり、マキシマスの処刑を命じる。逃走したマキシマスは奴隷商人に買われ、剣闘士奴隷となる。
比較的シンプルな復讐劇でありながらも単に新たな皇帝を暗殺してハイおしまい、って訳にもいかず、殺された先代の遺志を叶えるべく新皇帝の威光を奪い市民(元老院)のローマに戻す形で敵を討たなくてはならないという制約がついて回る。
中盤でマキシマスがコモドゥス帝を殺そうと思えば殺せる状況になりながらも、より大いなる復讐と雪辱のために溜飲を下げるシーンは非常にもどかしく本当に良かった。
その後も自分に恨みを持っていると分かりながらも、ローマ市民の人気剣闘士であるためマキシマスを処刑も追放もできないコモドゥス帝の様子も非常に良い。
個々のシーンでも好きなところが多く、マキシマスがコロッセオで敵のグラディエーターを倒し、止めを刺すべきか観衆に問う(それがコロッセオの慣わしであり、観衆の意向を組んで皇帝が最終命令を下す)シーンでの
観衆「殺せ!殺せ!殺せ!」
↓
皇帝「よし、殺せ」
↓
マキシマス「殺さない」
↓
観衆「マキシマスは慈悲深い!(大絶賛)」
という衆愚っぷりは映画全体の移ろいやすいローマ市民の心を象徴するかのようなシーンで非常に気に入っている。
とにかくローマの市民や政治の何たるかが分かった気がしてお勧めの映画。
あと皇帝の甥が超かわいいショタ。
ローマ軍・ローマ市民・ローマ帝国辺境地に至るまで非常にリアルな、少なくとも現代人がこれですよ!と言いたくなるローマが描かれていて映像は超良かった。
ローマ軍将軍だったマキシマスは皇帝アウレリウスに傲慢な皇太子コモドゥスを皇帝にせず議会政治に移行したい旨を打ち明けられる。
しかし、そのことを聞いたコモドゥスはアウレリウス帝を殺害し、自身が新たな皇帝になり、マキシマスの処刑を命じる。逃走したマキシマスは奴隷商人に買われ、剣闘士奴隷となる。
比較的シンプルな復讐劇でありながらも単に新たな皇帝を暗殺してハイおしまい、って訳にもいかず、殺された先代の遺志を叶えるべく新皇帝の威光を奪い市民(元老院)のローマに戻す形で敵を討たなくてはならないという制約がついて回る。
中盤でマキシマスがコモドゥス帝を殺そうと思えば殺せる状況になりながらも、より大いなる復讐と雪辱のために溜飲を下げるシーンは非常にもどかしく本当に良かった。
その後も自分に恨みを持っていると分かりながらも、ローマ市民の人気剣闘士であるためマキシマスを処刑も追放もできないコモドゥス帝の様子も非常に良い。
個々のシーンでも好きなところが多く、マキシマスがコロッセオで敵のグラディエーターを倒し、止めを刺すべきか観衆に問う(それがコロッセオの慣わしであり、観衆の意向を組んで皇帝が最終命令を下す)シーンでの
観衆「殺せ!殺せ!殺せ!」
↓
皇帝「よし、殺せ」
↓
マキシマス「殺さない」
↓
観衆「マキシマスは慈悲深い!(大絶賛)」
という衆愚っぷりは映画全体の移ろいやすいローマ市民の心を象徴するかのようなシーンで非常に気に入っている。
とにかくローマの市民や政治の何たるかが分かった気がしてお勧めの映画。
あと皇帝の甥が超かわいいショタ。
コメント
あれは子供心に面白かったな
あれも名シーンでしたね