MOドラフト4
2016年2月8日2/8
緑赤ビートダウン 3-0 4 pack
ミーナとデーンからスタート。ラガーク2枚取れたのが良かった。
最近空いた色を上手く見極められるようになってきた
緑白ミッドレンジ 2-1 4pack
除去4枚ラガーク3枚の強デッキ。最終戦接戦で負けたのが悔しい!
消費 6pack
獲得 8pack
通算消費 36pack
通算獲得 25pack
緑赤ビートダウン 3-0 4 pack
ミーナとデーンからスタート。ラガーク2枚取れたのが良かった。
最近空いた色を上手く見極められるようになってきた
緑白ミッドレンジ 2-1 4pack
除去4枚ラガーク3枚の強デッキ。最終戦接戦で負けたのが悔しい!
消費 6pack
獲得 8pack
通算消費 36pack
通算獲得 25pack
2/6
黒緑 0-1
1-1で黄昏のぬかるみのZENEXP取れたから良し
赤白 0-1
緑白 2-1 3pack
除去0枚、支援6枚、生物20枚。
赤緑 3-0 4pack
3マナ5点2枚、ローリングサンダー1枚の除去にオムナス、末裔招き2枚怒涛3/2などの強力デッキ。
最初3枚、白や青に迷走しながらも正しい空いた色を見極めたのが良かった。
消費 12pack
獲得 7pack
黒緑 0-1
1-1で黄昏のぬかるみのZENEXP取れたから良し
赤白 0-1
緑白 2-1 3pack
除去0枚、支援6枚、生物20枚。
赤緑 3-0 4pack
3マナ5点2枚、ローリングサンダー1枚の除去にオムナス、末裔招き2枚怒涛3/2などの強力デッキ。
最初3枚、白や青に迷走しながらも正しい空いた色を見極めたのが良かった。
消費 12pack
獲得 7pack
OGWドラフト日記1
2016年2月5日GP名古屋に向けて練習して上達したつもりなのでしばらく記録してみよう。
2/2
赤黒欠色コントロール 0-1
初手のコジリタに引っ張られた
青黒欠色アグロ 3-0 +4pack
2/4
赤黒欠色アグロ 0-1
デッキは強そうだったんだけどねぇ
白黒同盟者 1-1 +2pack
気づいたら始まってて、最初4枚ピックし損ねてたw
黒白ミッドレンジ 3-0 +4pack
アタッカー除去と孤立領域があったら、レアリティは孤立領域の方が下だけどそっちを取ろう。攻めデッキにもシフトしやすくなる。
使用 15pack
獲得 10pack
2/2
赤黒欠色コントロール 0-1
初手のコジリタに引っ張られた
青黒欠色アグロ 3-0 +4pack
2/4
赤黒欠色アグロ 0-1
デッキは強そうだったんだけどねぇ
白黒同盟者 1-1 +2pack
気づいたら始まってて、最初4枚ピックし損ねてたw
黒白ミッドレンジ 3-0 +4pack
アタッカー除去と孤立領域があったら、レアリティは孤立領域の方が下だけどそっちを取ろう。攻めデッキにもシフトしやすくなる。
使用 15pack
獲得 10pack
映画: キングスマン
2015年9月24日 映画【キングスマン】
英国紳士のスパイがアメリカの成金テロリストとバトルする映画。
予告編で伝わるスタイリッシュアクションの雰囲気がそのまま作中でも漂っている。
僕自身がスパイアクションも英国紳士もスーツの男性のアクションも好きだからってのもあるけど、ものすごくお勧め。
ただ、前回のピクセルはここを読んでるであろうゲーム好きのマジックプレイヤー全員に勧められるけど、今回のは結構キャラや雰囲気がウリなところあるので予告編を観て気に入るのを確認してから見に行くのをお勧めしたい。
以下若干のネタバレ含む感想
スタイリッシュアクションシーンもすごく良かったんだけど、母親と息子の関係も本当に熱かった。
キングスマンだった父親が殉職した時にエグジーにメダルが渡って、母親がチンピラと再婚して、エグジーが10数年後ガラハッド(ハリー)に助けられてキングスマンに入って世界を救い、最後に母親の元に戻って自分がガラハッドに助けられたように母親を助けるシーンは本当に良い。
成長した子供がスーツ姿の紳士になって戻ってくるってのもスパイじゃない我々の日常にも重なる感じがする。
エグジーがそんなにスーツ似合ってないのも「なりたての紳士」っていうコンセプトにあっていてかえって良いのではないだろうか?
他のお気に入りのシーンは教会乱闘と冒頭の山小屋での戦闘。
とにかく乱闘シーンがスタイリッシュで、他のアクション映画と比べても際立って美しかったと思う。
英国紳士のスパイがアメリカの成金テロリストとバトルする映画。
予告編で伝わるスタイリッシュアクションの雰囲気がそのまま作中でも漂っている。
僕自身がスパイアクションも英国紳士もスーツの男性のアクションも好きだからってのもあるけど、ものすごくお勧め。
ただ、前回のピクセルはここを読んでるであろうゲーム好きのマジックプレイヤー全員に勧められるけど、今回のは結構キャラや雰囲気がウリなところあるので予告編を観て気に入るのを確認してから見に行くのをお勧めしたい。
以下若干のネタバレ含む感想
スタイリッシュアクションシーンもすごく良かったんだけど、母親と息子の関係も本当に熱かった。
キングスマンだった父親が殉職した時にエグジーにメダルが渡って、母親がチンピラと再婚して、エグジーが10数年後ガラハッド(ハリー)に助けられてキングスマンに入って世界を救い、最後に母親の元に戻って自分がガラハッドに助けられたように母親を助けるシーンは本当に良い。
成長した子供がスーツ姿の紳士になって戻ってくるってのもスパイじゃない我々の日常にも重なる感じがする。
エグジーがそんなにスーツ似合ってないのも「なりたての紳士」っていうコンセプトにあっていてかえって良いのではないだろうか?
他のお気に入りのシーンは教会乱闘と冒頭の山小屋での戦闘。
とにかく乱闘シーンがスタイリッシュで、他のアクション映画と比べても際立って美しかったと思う。
最近はジャイアントロボOVAやらファイトクラブブルーレイやら、あるいは久しぶりに漫画かいてたりバイトだったりで映画をあまり観てなかった。昨日久しぶりに映画館に行ったので日記に。
今回は公式サイトでわかる範疇でしかネタバレしていない。
【ピクセル】
結論から言うと本当に観てよかった。
「映画館で観る分には映画だよ」っていう勧め方される映画が本当に好きじゃなく、これもその類かとおもっていたんだけどこれに関してはブルーレイで観ても面白いと思う。
でも大画面映えするから2000円前後払ってでも映画館で観ることをお勧めしたい。
ドットゲーム風の敵が街に現れて人を襲うCMや駅の広告が話題になったときに、「なんと!ゲームが実体を持っちゃった!」的な適当シナリオの懐古趣味の映画かと思ってたんだけど、実際はもう少ししっかりした設定だった。
地球外生命体へのメッセージに地球の文化として当時のビデオゲーム大会の映像を乗せた結果、メッセージを受信した宇宙人がそれを挑戦だと受け取ってしまい、ドットゲームのキャラを模した兵器で地球人相手にゲームを挑んでくる。
宇宙人の技術だと地球を滅ぼすのはたやすいらしいのだが、宇宙人が仕掛けてきているのはあくまでゲームであり、元のゲームのルールに従っているため地球人にも勝機はあるのだ。
なお1/1スケールのゲームなので、街は巻き添えで破壊される。
ドットゲームが出た当時子供だったおっさん達が人類側チームとして挑むのだが、みんないい具合にダメな成人になってるのが素晴らしかった。
特に陰謀論者のオタクになった「ワンダー・ボーイ」が良い。
ジョークもセンスが良く、設定も面白く、映像も楽しい素晴らしい映画だったと思う。
ハリウッド映画によくある、「幼少期のセリフが伏線になってて、後にかっこいいシチュエーションでもう一度それを言う」系のシーンを包み隠さず連発してくるのだが、この映画に関しては一周回ってそれが良かった。
まだやってるから是非見に行こう!
マジックの映画がどういうのになるのか一切情報出てないけど、ピクセルを見る限り「現実世界でマジックやってる奴らに火花が宿り、地球にプレインズウォークしてきた悪と戦う」みたいなストーリーでも案外いけるのかな、って思い始めた。
イメージとしてはデュエルズ2013のCM。
https://youtu.be/G6esiAwJl-4
今回は公式サイトでわかる範疇でしかネタバレしていない。
【ピクセル】
結論から言うと本当に観てよかった。
「映画館で観る分には映画だよ」っていう勧め方される映画が本当に好きじゃなく、これもその類かとおもっていたんだけどこれに関してはブルーレイで観ても面白いと思う。
でも大画面映えするから2000円前後払ってでも映画館で観ることをお勧めしたい。
ドットゲーム風の敵が街に現れて人を襲うCMや駅の広告が話題になったときに、「なんと!ゲームが実体を持っちゃった!」的な適当シナリオの懐古趣味の映画かと思ってたんだけど、実際はもう少ししっかりした設定だった。
地球外生命体へのメッセージに地球の文化として当時のビデオゲーム大会の映像を乗せた結果、メッセージを受信した宇宙人がそれを挑戦だと受け取ってしまい、ドットゲームのキャラを模した兵器で地球人相手にゲームを挑んでくる。
宇宙人の技術だと地球を滅ぼすのはたやすいらしいのだが、宇宙人が仕掛けてきているのはあくまでゲームであり、元のゲームのルールに従っているため地球人にも勝機はあるのだ。
なお1/1スケールのゲームなので、街は巻き添えで破壊される。
ドットゲームが出た当時子供だったおっさん達が人類側チームとして挑むのだが、みんないい具合にダメな成人になってるのが素晴らしかった。
特に陰謀論者のオタクになった「ワンダー・ボーイ」が良い。
ジョークもセンスが良く、設定も面白く、映像も楽しい素晴らしい映画だったと思う。
ハリウッド映画によくある、「幼少期のセリフが伏線になってて、後にかっこいいシチュエーションでもう一度それを言う」系のシーンを包み隠さず連発してくるのだが、この映画に関しては一周回ってそれが良かった。
まだやってるから是非見に行こう!
マジックの映画がどういうのになるのか一切情報出てないけど、ピクセルを見る限り「現実世界でマジックやってる奴らに火花が宿り、地球にプレインズウォークしてきた悪と戦う」みたいなストーリーでも案外いけるのかな、って思い始めた。
イメージとしてはデュエルズ2013のCM。
https://youtu.be/G6esiAwJl-4
ハヤバイ/Skitterskin の翻訳考察
2015年9月2日コメント (5)
各所で話題のSkitterskinの翻訳。
否定的だったりただのお笑い枠だとする感想がある中で、僕はこれは近年屈指の名訳だと思っているのでその理由を書いておきたいと思う。
絵やカードテキストを見ての通り、ハヤバイはゼンディカーに現れたエルドラージのうち小型~中型の種である。
エムラクールやウラモグはもちろん、ウラモグの破壊者や背くものよりもさらに小さい生物であり、おそらくはそれらよりさらにあの世界にありふれた存在なのだと思う。
"Skitter"の名の通り比較的小型な体躯で素早く移動して同盟者や地元民に襲い掛かるSkitterskinは彼らの日常の中で頻繁に起こりうる脅威だ。
数は多いものの破壊者や背くものほど強くないため、同盟者たちにもなんとか退治可能なレベルであり、同盟者たちは日々Skitterskin級のエルドラージと戦っていることは想像に難くない。
そんな小中エルドラージの中でもSkitterskinは再生を持つ粘り強さと素早さとで、同盟者にとってはギリギリ日常的なレベルの危険なのであろう。
進撃の巨人で言うと奇行種くらいの数と厄介さをイメージしてほしい。超大型巨人や鎧の巨人はレアや神話レアのエルドラージくらいの希少さだ。
同盟者たちが小型エルドラージの大群と戦っている中で突如駆け込んでくる姿― それが4/3再生の厄介な野郎なのであろう。
当然同盟者たちは大声で味方に注意をする。「右翼にSkitterskinだ!」と。
あるいは山間部で隠れるように暮らしていた集落の住人が叫ぶ。「助けてくれ!Skitterskinだ!」と。
そしてこれは想像なのだが、Skitterskinというのは前線の兵士や地元民が名付けた名であるのではないだろうか。
現場の兵士たちにとってはSkitterskinの数や位置を把握することは死活問題であるため、言いやすく端的に特徴を示した名前を早急につける必要があったのだ。
彼らは学者でも参謀でもプレインズウォーカーでもないため、「二又の腕を持つからこいつはウラモグの眷属、そして破壊を担当しているから『ウラモグの破壊者』だ」などという冷静なネーミングはしないと考えられる。
そして絵を見る限り"Skin"要素は見当たらず、SkinはSkitterと頭韻を踏んだだけで「野郎」くらいの意味合いだと考えられる。
戸田奈津子風に言うなら「スキッター野郎」ってところだ。
"Skitter"の訳出をきちんとしたうえで、いかにも地元民や現場の兵士が名付けたと思われる呼びやすさ、忌々しさを含んだちょっと愉快なニュアンスのすべてが揃った訳「ハヤバイ」。これを名訳と呼ばずして何を名訳と呼ぼうかというレベルの訳だと思っている。
「出たぞ!右翼にハヤバイ3体だ!対処に回れ!」 と声に出して同盟者ごっこをしてみよう、きっとこの訳が素晴らしいと感じるだろう。
他のありそうな訳
「走り回る皮膚」
(テンプレ訳。もはや何が何やら… 獲物から剥いだ皮膚の集合体なのか?)
「コバシリ」
(ハヤバイと同系統。ただし、「小走り」は"Scuttling"のテンプレート訳になっているので避けたのかもしれない。"Skitter"のテンプレート訳は「走り回る」だ。)
「小走り野郎」
(戸田奈津子っぽさが出てしまい、ちょっと不自然か。僕は結構好きなんだけど、日本のフィクションでは「ジガバチ」(攻殻機動隊)やら「羽根つき」(ガンダムOO)やらのシンプルな通称の方が馴染みがあるようだ)
「馳せ皮」
(長谷川。舞台が日本だったらある種面白いような・・・でも日本語だと「皮」である必要がないからね・・・)
追記 カタカナである理由
「シュラバザメ」のように動物の種名っぽさを出すためだと思われる。
これは原文にはないが素晴らしい判断の訳だと思っていて、原意に沿ってカワハギ(魚)を「皮剥ぎ」と書いたりゴキブリを「御器齧り」と書いたりはしないようなものだと言える。
ハヤバイがそれだけゼンディカーの人々にとってありふれた存在であり、「ハヤバイ」という言葉から彼らは「速く這うもの」ではなく「4/3の再生持ちのアイツ」を思い浮かべることも含意されている。
それと細かい上にメタ的なところだと、アンチャーに登場したときに「速這い」だと他の動詞や形容詞に埋もれる可能性があることも避けたかったのだと思う。
否定的だったりただのお笑い枠だとする感想がある中で、僕はこれは近年屈指の名訳だと思っているのでその理由を書いておきたいと思う。
絵やカードテキストを見ての通り、ハヤバイはゼンディカーに現れたエルドラージのうち小型~中型の種である。
エムラクールやウラモグはもちろん、ウラモグの破壊者や背くものよりもさらに小さい生物であり、おそらくはそれらよりさらにあの世界にありふれた存在なのだと思う。
"Skitter"の名の通り比較的小型な体躯で素早く移動して同盟者や地元民に襲い掛かるSkitterskinは彼らの日常の中で頻繁に起こりうる脅威だ。
数は多いものの破壊者や背くものほど強くないため、同盟者たちにもなんとか退治可能なレベルであり、同盟者たちは日々Skitterskin級のエルドラージと戦っていることは想像に難くない。
そんな小中エルドラージの中でもSkitterskinは再生を持つ粘り強さと素早さとで、同盟者にとってはギリギリ日常的なレベルの危険なのであろう。
進撃の巨人で言うと奇行種くらいの数と厄介さをイメージしてほしい。超大型巨人や鎧の巨人はレアや神話レアのエルドラージくらいの希少さだ。
同盟者たちが小型エルドラージの大群と戦っている中で突如駆け込んでくる姿― それが4/3再生の厄介な野郎なのであろう。
当然同盟者たちは大声で味方に注意をする。「右翼にSkitterskinだ!」と。
あるいは山間部で隠れるように暮らしていた集落の住人が叫ぶ。「助けてくれ!Skitterskinだ!」と。
そしてこれは想像なのだが、Skitterskinというのは前線の兵士や地元民が名付けた名であるのではないだろうか。
現場の兵士たちにとってはSkitterskinの数や位置を把握することは死活問題であるため、言いやすく端的に特徴を示した名前を早急につける必要があったのだ。
彼らは学者でも参謀でもプレインズウォーカーでもないため、「二又の腕を持つからこいつはウラモグの眷属、そして破壊を担当しているから『ウラモグの破壊者』だ」などという冷静なネーミングはしないと考えられる。
そして絵を見る限り"Skin"要素は見当たらず、SkinはSkitterと頭韻を踏んだだけで「野郎」くらいの意味合いだと考えられる。
戸田奈津子風に言うなら「スキッター野郎」ってところだ。
"Skitter"の訳出をきちんとしたうえで、いかにも地元民や現場の兵士が名付けたと思われる呼びやすさ、忌々しさを含んだちょっと愉快なニュアンスのすべてが揃った訳「ハヤバイ」。これを名訳と呼ばずして何を名訳と呼ぼうかというレベルの訳だと思っている。
「出たぞ!右翼にハヤバイ3体だ!対処に回れ!」 と声に出して同盟者ごっこをしてみよう、きっとこの訳が素晴らしいと感じるだろう。
他のありそうな訳
「走り回る皮膚」
(テンプレ訳。もはや何が何やら… 獲物から剥いだ皮膚の集合体なのか?)
「コバシリ」
(ハヤバイと同系統。ただし、「小走り」は"Scuttling"のテンプレート訳になっているので避けたのかもしれない。"Skitter"のテンプレート訳は「走り回る」だ。)
「小走り野郎」
(戸田奈津子っぽさが出てしまい、ちょっと不自然か。僕は結構好きなんだけど、日本のフィクションでは「ジガバチ」(攻殻機動隊)やら「羽根つき」(ガンダムOO)やらのシンプルな通称の方が馴染みがあるようだ)
「馳せ皮」
(長谷川。舞台が日本だったらある種面白いような・・・でも日本語だと「皮」である必要がないからね・・・)
追記 カタカナである理由
「シュラバザメ」のように動物の種名っぽさを出すためだと思われる。
これは原文にはないが素晴らしい判断の訳だと思っていて、原意に沿ってカワハギ(魚)を「皮剥ぎ」と書いたりゴキブリを「御器齧り」と書いたりはしないようなものだと言える。
ハヤバイがそれだけゼンディカーの人々にとってありふれた存在であり、「ハヤバイ」という言葉から彼らは「速く這うもの」ではなく「4/3の再生持ちのアイツ」を思い浮かべることも含意されている。
それと細かい上にメタ的なところだと、アンチャーに登場したときに「速這い」だと他の動詞や形容詞に埋もれる可能性があることも避けたかったのだと思う。
募集:MOヴィンテージ各種
2015年8月25日募集(すべてMO)
9100円/枚 1枚 Black Lotus
6700円/枚 4枚 Wasteland
1000円/枚 4枚 Tangle Wire(FTV)
4700円/枚 1枚 Mox Sapphire
2700円/枚 1枚 Mox Jet
2600円/枚 1枚 Mox Ruby
2500円/枚 4枚 Force of Will
1900円/枚 1枚 Mox Emerald
1800円/枚 3枚 Crucible of Worlds
1800円/枚 1枚 Mox Pearl
1700円/枚 4枚 Cavern of Souls
1100円/枚 1枚 Sundering Titan
1000円/枚 2枚 Tundra
900円/枚 1枚 Wurmcoil Engine
700円/枚 4枚 Chalice of the Void
700円/枚 1枚 Trinisphere
700円/枚 3枚 Flooded Strand
600円/枚 2枚 Homeward Path
600円/枚 1枚 Polluted Delta
600円/枚 4枚 Mishra’s Workshop
450円/枚 3枚 Grafdigger’s Cage
330円/枚 3枚 Dig Through Time
320円/枚 3枚 Gitaxian Probe
310円/枚 1枚 Sensei’s Divining Top
280円/枚 1枚 Mana Crypt
280円/枚 1枚 Flusterstorm
260円/枚 4枚 Phyrexian Metamorph
170円/枚 4枚 Thorn of Amethyst
140円/枚 2枚 Rest in Peace
130円/枚 4枚 Ancient Tomb
120円/枚 2枚 Phyrexian Revoker
90円/枚 1枚 Tolarian Academy
80円/枚 1枚 Library of Alexandria
60円/枚 1枚 Strip Mine
50円/枚 4枚 Mental Misstep
40円/枚 3枚 Relic of Progenitus
30円/枚 4枚 Sphere of Resistance
30円/枚 4枚 Kuldotha Forgemaster
30円/枚 3枚 Gush
40円/枚 2枚 Young Pyromancer
20円/枚 2枚 Steel Hellkite
10円/枚 1枚 Sol Ring
10円/枚 1枚 Balance
10円/枚 1枚 Ghost Quarter
10円/枚 4枚 Ingot Chewer
10円/枚 4枚 Lodestone Golem
10円/枚 4枚 Delver of Secrets
10円/枚 2枚 Lightning Bolt
10円/枚 1枚 Wear // Tear
10円/枚 2枚 Swords to Plowshares
10円/枚 1枚 Duplicant
10円/枚 1枚 Sudden Shock
優先度 低
4000円/枚 4枚 Scalding Tarn
1100円/枚 3枚 Monastery Mentor
1100円/枚 2枚 Pulverize
3600円/枚 1枚 Ancestral Recall
2800円/枚 2枚 Containment Priest
2700円/枚 1枚 Time Walk
1800円/枚 1枚 Misty Rainforest
1600円/枚 3枚 Volcanic Island
1200円/枚 1枚 Jace, the Mind Sculptor
800円/枚 3枚 Dack Fayden
480円/枚 2枚 Pyroblast
提供
日本銀行券など
MOアカウント名は"Shiomiya"です。
値交渉などお受けしています。
コメント欄やメールにてお願いします。
9100円/枚 1枚 Black Lotus
6700円/枚 4枚 Wasteland
1000円/枚 4枚 Tangle Wire(FTV)
4700円/枚 1枚 Mox Sapphire
2700円/枚 1枚 Mox Jet
2600円/枚 1枚 Mox Ruby
2500円/枚 4枚 Force of Will
1900円/枚 1枚 Mox Emerald
1800円/枚 3枚 Crucible of Worlds
1800円/枚 1枚 Mox Pearl
1700円/枚 4枚 Cavern of Souls
1100円/枚 1枚 Sundering Titan
1000円/枚 2枚 Tundra
900円/枚 1枚 Wurmcoil Engine
700円/枚 4枚 Chalice of the Void
700円/枚 1枚 Trinisphere
700円/枚 3枚 Flooded Strand
600円/枚 2枚 Homeward Path
600円/枚 1枚 Polluted Delta
600円/枚 4枚 Mishra’s Workshop
450円/枚 3枚 Grafdigger’s Cage
330円/枚 3枚 Dig Through Time
320円/枚 3枚 Gitaxian Probe
310円/枚 1枚 Sensei’s Divining Top
280円/枚 1枚 Mana Crypt
280円/枚 1枚 Flusterstorm
260円/枚 4枚 Phyrexian Metamorph
170円/枚 4枚 Thorn of Amethyst
140円/枚 2枚 Rest in Peace
130円/枚 4枚 Ancient Tomb
120円/枚 2枚 Phyrexian Revoker
90円/枚 1枚 Tolarian Academy
80円/枚 1枚 Library of Alexandria
60円/枚 1枚 Strip Mine
50円/枚 4枚 Mental Misstep
40円/枚 3枚 Relic of Progenitus
30円/枚 4枚 Sphere of Resistance
30円/枚 4枚 Kuldotha Forgemaster
30円/枚 3枚 Gush
40円/枚 2枚 Young Pyromancer
20円/枚 2枚 Steel Hellkite
10円/枚 1枚 Sol Ring
10円/枚 1枚 Balance
10円/枚 1枚 Ghost Quarter
10円/枚 4枚 Ingot Chewer
10円/枚 4枚 Lodestone Golem
10円/枚 4枚 Delver of Secrets
10円/枚 2枚 Lightning Bolt
10円/枚 1枚 Wear // Tear
10円/枚 2枚 Swords to Plowshares
10円/枚 1枚 Duplicant
10円/枚 1枚 Sudden Shock
優先度 低
4000円/枚 4枚 Scalding Tarn
1100円/枚 3枚 Monastery Mentor
1100円/枚 2枚 Pulverize
3600円/枚 1枚 Ancestral Recall
2800円/枚 2枚 Containment Priest
2700円/枚 1枚 Time Walk
1800円/枚 1枚 Misty Rainforest
1600円/枚 3枚 Volcanic Island
1200円/枚 1枚 Jace, the Mind Sculptor
800円/枚 3枚 Dack Fayden
480円/枚 2枚 Pyroblast
提供
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MOアカウント名は"Shiomiya"です。
値交渉などお受けしています。
コメント欄やメールにてお願いします。
ファイトクラブの原作小説
2015年8月24日 映画帰省の新幹線内で読んだ。
かなり好きなんだけど、小説版だとタイラーがどんな奴なのかいまいち分からないので映画から入った方が良いと思う。
結構原作と違い、小説の方が好きなシーンも結構あるので書いてみる。
映画のネタバレがあるので観てない人はお控えください。っていうか映画を観よう。
・タイラーと「ぼく」
原作だと(映画に比べて)タイラーは冷静なテロリストという感じが強く、映画のような狂乱ぶりやカリスマ性は薄目になっている。
「ぼく」との対話シーンも少なめで、「ぼく」がタイラーに心酔していてタイラーがいなくなったときに必死に探したり蚊帳の外にされて寂しがったりするあたりのブロマンスっぽさが薄れてはいた。
ただ、マーラにタイラーを奪われた時の内心の恨み言は増えているのでそっちでブロマンスは補充しよう。
・「ぼく」の勤め先の会社
上司の部屋で自分を殴って大騒ぎするシーンは映画独自のものだったようでかなり好きだった。(あれに該当するシーンは主人公の夜のバイト先のレストランであるのだが、映画ほど面白いシーンではない)
ただ、コピー機にファイトクラブの会則を置き忘れて上司に怒られたときに居直るシーンは小説版の方が面白いので是非読んでほしい。その後もコピー機を私用しては嫌そうにする上司が加わっている。
・夜のドライブで運転する(そして事故を起こす)人
映画ではタイラーだけど、原作では「メカニック」っていう別のキャラ。
これは映画のタイラーの方が良かった。
・騒乱計画の目的、獣医学科の学生の話
小説版では反資本主義的な側面、ジェネレーションXの抱える悩みの側面がかなり強調されていて革命家っぽさが際立っていて良かったと思う。
特にタイラーとぼくが獣医学科の学生を銃で脅して勉強させるシーンは絶対に小説の方がいい。小説では「ぼく」が騒乱計画の目的を前向きに受け入れて積極的に動いているのを示すシーンでもあった。
・街中に騒乱計画メンバーがいるシーン
これは映画の方が絶望感強くてよかったと思う。
マーラを引き留めるときに「ぼく」が車道の流れを止める映画のシーンもかなり好きだし、(これは小説にもあるけど)警察に自首したらそこの警官もメンバーだったあたりも絵面的に怖すぎて良い。
・結末
映画では主人公のいるビルも爆破された?みたいなレビューが結構あったし、死を予感させる終わりだったけど、小説では主人公のビルは無事だったようだ。
主人公の述懐も入り、小説の方がやや好きかな。ただ、直前のタイラーとのやり取りの緊迫感は映画の方があったと思う。
媒体の違いをそれぞれ最大限活かすように作られていて、小説もお勧め。
今年出た新訳版の本人後書きも相当面白いので是非買って読もう。
チャック・パラニュークが飛行機に乗って給仕係と話をした後、飲み物をいくら注文しても無料だったって話や、パラニューク自身は「ファイト」のクラブでなく別の男のクラブ活動でも話の一般性は失われないと思っているという話や、「実際のファイトクラブはどこでやっているのか」という問い合わせが殺到した話やら。
かなり好きなんだけど、小説版だとタイラーがどんな奴なのかいまいち分からないので映画から入った方が良いと思う。
結構原作と違い、小説の方が好きなシーンも結構あるので書いてみる。
映画のネタバレがあるので観てない人はお控えください。っていうか映画を観よう。
・タイラーと「ぼく」
原作だと(映画に比べて)タイラーは冷静なテロリストという感じが強く、映画のような狂乱ぶりやカリスマ性は薄目になっている。
「ぼく」との対話シーンも少なめで、「ぼく」がタイラーに心酔していてタイラーがいなくなったときに必死に探したり蚊帳の外にされて寂しがったりするあたりのブロマンスっぽさが薄れてはいた。
ただ、マーラにタイラーを奪われた時の内心の恨み言は増えているのでそっちでブロマンスは補充しよう。
・「ぼく」の勤め先の会社
上司の部屋で自分を殴って大騒ぎするシーンは映画独自のものだったようでかなり好きだった。(あれに該当するシーンは主人公の夜のバイト先のレストランであるのだが、映画ほど面白いシーンではない)
ただ、コピー機にファイトクラブの会則を置き忘れて上司に怒られたときに居直るシーンは小説版の方が面白いので是非読んでほしい。その後もコピー機を私用しては嫌そうにする上司が加わっている。
・夜のドライブで運転する(そして事故を起こす)人
映画ではタイラーだけど、原作では「メカニック」っていう別のキャラ。
これは映画のタイラーの方が良かった。
・騒乱計画の目的、獣医学科の学生の話
小説版では反資本主義的な側面、ジェネレーションXの抱える悩みの側面がかなり強調されていて革命家っぽさが際立っていて良かったと思う。
特にタイラーとぼくが獣医学科の学生を銃で脅して勉強させるシーンは絶対に小説の方がいい。小説では「ぼく」が騒乱計画の目的を前向きに受け入れて積極的に動いているのを示すシーンでもあった。
・街中に騒乱計画メンバーがいるシーン
これは映画の方が絶望感強くてよかったと思う。
マーラを引き留めるときに「ぼく」が車道の流れを止める映画のシーンもかなり好きだし、(これは小説にもあるけど)警察に自首したらそこの警官もメンバーだったあたりも絵面的に怖すぎて良い。
・結末
映画では主人公のいるビルも爆破された?みたいなレビューが結構あったし、死を予感させる終わりだったけど、小説では主人公のビルは無事だったようだ。
主人公の述懐も入り、小説の方がやや好きかな。ただ、直前のタイラーとのやり取りの緊迫感は映画の方があったと思う。
媒体の違いをそれぞれ最大限活かすように作られていて、小説もお勧め。
今年出た新訳版の本人後書きも相当面白いので是非買って読もう。
チャック・パラニュークが飛行機に乗って給仕係と話をした後、飲み物をいくら注文しても無料だったって話や、パラニューク自身は「ファイト」のクラブでなく別の男のクラブ活動でも話の一般性は失われないと思っているという話や、「実際のファイトクラブはどこでやっているのか」という問い合わせが殺到した話やら。
映画: グラディエーター
2015年8月21日 映画 コメント (2)【グラディエーター】
ローマ軍・ローマ市民・ローマ帝国辺境地に至るまで非常にリアルな、少なくとも現代人がこれですよ!と言いたくなるローマが描かれていて映像は超良かった。
ローマ軍将軍だったマキシマスは皇帝アウレリウスに傲慢な皇太子コモドゥスを皇帝にせず議会政治に移行したい旨を打ち明けられる。
しかし、そのことを聞いたコモドゥスはアウレリウス帝を殺害し、自身が新たな皇帝になり、マキシマスの処刑を命じる。逃走したマキシマスは奴隷商人に買われ、剣闘士奴隷となる。
比較的シンプルな復讐劇でありながらも単に新たな皇帝を暗殺してハイおしまい、って訳にもいかず、殺された先代の遺志を叶えるべく新皇帝の威光を奪い市民(元老院)のローマに戻す形で敵を討たなくてはならないという制約がついて回る。
中盤でマキシマスがコモドゥス帝を殺そうと思えば殺せる状況になりながらも、より大いなる復讐と雪辱のために溜飲を下げるシーンは非常にもどかしく本当に良かった。
その後も自分に恨みを持っていると分かりながらも、ローマ市民の人気剣闘士であるためマキシマスを処刑も追放もできないコモドゥス帝の様子も非常に良い。
個々のシーンでも好きなところが多く、マキシマスがコロッセオで敵のグラディエーターを倒し、止めを刺すべきか観衆に問う(それがコロッセオの慣わしであり、観衆の意向を組んで皇帝が最終命令を下す)シーンでの
観衆「殺せ!殺せ!殺せ!」
↓
皇帝「よし、殺せ」
↓
マキシマス「殺さない」
↓
観衆「マキシマスは慈悲深い!(大絶賛)」
という衆愚っぷりは映画全体の移ろいやすいローマ市民の心を象徴するかのようなシーンで非常に気に入っている。
とにかくローマの市民や政治の何たるかが分かった気がしてお勧めの映画。
あと皇帝の甥が超かわいいショタ。
ローマ軍・ローマ市民・ローマ帝国辺境地に至るまで非常にリアルな、少なくとも現代人がこれですよ!と言いたくなるローマが描かれていて映像は超良かった。
ローマ軍将軍だったマキシマスは皇帝アウレリウスに傲慢な皇太子コモドゥスを皇帝にせず議会政治に移行したい旨を打ち明けられる。
しかし、そのことを聞いたコモドゥスはアウレリウス帝を殺害し、自身が新たな皇帝になり、マキシマスの処刑を命じる。逃走したマキシマスは奴隷商人に買われ、剣闘士奴隷となる。
比較的シンプルな復讐劇でありながらも単に新たな皇帝を暗殺してハイおしまい、って訳にもいかず、殺された先代の遺志を叶えるべく新皇帝の威光を奪い市民(元老院)のローマに戻す形で敵を討たなくてはならないという制約がついて回る。
中盤でマキシマスがコモドゥス帝を殺そうと思えば殺せる状況になりながらも、より大いなる復讐と雪辱のために溜飲を下げるシーンは非常にもどかしく本当に良かった。
その後も自分に恨みを持っていると分かりながらも、ローマ市民の人気剣闘士であるためマキシマスを処刑も追放もできないコモドゥス帝の様子も非常に良い。
個々のシーンでも好きなところが多く、マキシマスがコロッセオで敵のグラディエーターを倒し、止めを刺すべきか観衆に問う(それがコロッセオの慣わしであり、観衆の意向を組んで皇帝が最終命令を下す)シーンでの
観衆「殺せ!殺せ!殺せ!」
↓
皇帝「よし、殺せ」
↓
マキシマス「殺さない」
↓
観衆「マキシマスは慈悲深い!(大絶賛)」
という衆愚っぷりは映画全体の移ろいやすいローマ市民の心を象徴するかのようなシーンで非常に気に入っている。
とにかくローマの市民や政治の何たるかが分かった気がしてお勧めの映画。
あと皇帝の甥が超かわいいショタ。
映画: ベルリン 天使の詩、るろうに剣心
2015年8月20日 映画夏休みに4泊5日で福岡の実家に帰っていて、その間していたことといえばMOと睡眠と映画のみ。観たものは
【るろうに剣心】
【2001年宇宙の旅】
【グラディエーター】
【ビューティフルマインド】
【フライト】
【ベルリン 天使の詩】
それと【ファイトクラブ】の原作小説。
映画で一番楽しんだのは【ベルリン 天使の詩】で、二番目が【グラディエーター】かな。
【ビューティフルマインド】は文句なく名作だしおもしろかったんだけど、とある事情につき満足度が目減りしてしまった。
【るろうに剣心】
武田観柳の阿片売買を止めるところまでが第一作。
剣心と左之助のアクションが本当にキレがよく乱闘シーンも一騎打ちシーンも非常にスマートだった。
キャストも顔が原作に似てる似てないは別として皆ハマり役でよかったと思う。特に武田観柳は小太りになってたけどすげーよかった。左之助に至っては声も仕草もぴったりで、原作以上に左之助っぽかった。
一方で鵜堂刃衛(映画版では偽抜刀斎の役もこの人)はあまり強そうに見えず、白黒反転目も似合ってなかった。警官隊相手に一騎当千の戦いを見せるシーンはかっこよかったんだけど、一本の映画の最後に主人公と戦う宿敵としては今一つだったと思う。
とにかくアクションがきれいで映画としてのテンポも良いので、特撮が好きなら是非見てほしい。
【ベルリン 天使の詩】
ベルリンの壁崩壊前のドイツ映画。
主人公カシエルはベルリンの街を有史以前から見守り続けた天使なのだが、その姿は戦勝記念塔の天使のような一般的なものではなく、黒いロングコートのおじ様だ。
この世界のルールとして、天使は人間には見えず、物体に作用することもできず、声もかけられない。できることは人間の心の声を聴くことと、人間の肩に手を添えてその人間を少し元気にすることだけだ。また、色が見えないため、天使の視点で観ているシーンはセピア色や白黒で描写される。それと結構数が多く、カシエルが図書館に行くシーンではあちこちに天使がいた(カシエルに気づいて手を振ってくる)。
カシエルは話好きで、人間の世界に惹かれていて、人間に何もしてあげられないのをもどかしく思い、やがて人間になる(永遠の命と天使の能力を失う)ことを考え付く。
カシエルの親友のダミエルは比較的無口であるが、カシエルのことを心配するようでもある。
二人の美中年が黒のロングコートでベルリンを歩くってだけでも大満足な人もいるだろうが、映画全体でベルリンの街並みやカメラワークが美しく、また街で聞こえてくる人間の心の声もどことなくユーモアや切なさがある。
(僕が観たDVDがノーカット版だったのかもしれないが)映画のテンポは悪く、そこいる?って感じのシーンは結構ある。刑事コロンボ(の役者)とヨーロッパのロックバンドが本人役で出演しており、そのシーンが長かったように思えた。特にバンドのライブシーンは元のバンドを知らない人間には楽しめない上にストーリーにあまり関係ない長いシーンとなってしまっている。加えてDVD版ではドイツ語歌詞に字幕がないという不親切さはあった。
ただ、映画全体としては映像や街並みが美しいだけではなく脚本や演技も良く、何度も見返したいシーンが全編にわたって多く、とても満足度の高い映画だった。
【るろうに剣心】
【2001年宇宙の旅】
【グラディエーター】
【ビューティフルマインド】
【フライト】
【ベルリン 天使の詩】
それと【ファイトクラブ】の原作小説。
映画で一番楽しんだのは【ベルリン 天使の詩】で、二番目が【グラディエーター】かな。
【ビューティフルマインド】は文句なく名作だしおもしろかったんだけど、とある事情につき満足度が目減りしてしまった。
【るろうに剣心】
武田観柳の阿片売買を止めるところまでが第一作。
剣心と左之助のアクションが本当にキレがよく乱闘シーンも一騎打ちシーンも非常にスマートだった。
キャストも顔が原作に似てる似てないは別として皆ハマり役でよかったと思う。特に武田観柳は小太りになってたけどすげーよかった。左之助に至っては声も仕草もぴったりで、原作以上に左之助っぽかった。
一方で鵜堂刃衛(映画版では偽抜刀斎の役もこの人)はあまり強そうに見えず、白黒反転目も似合ってなかった。警官隊相手に一騎当千の戦いを見せるシーンはかっこよかったんだけど、一本の映画の最後に主人公と戦う宿敵としては今一つだったと思う。
とにかくアクションがきれいで映画としてのテンポも良いので、特撮が好きなら是非見てほしい。
【ベルリン 天使の詩】
ベルリンの壁崩壊前のドイツ映画。
主人公カシエルはベルリンの街を有史以前から見守り続けた天使なのだが、その姿は戦勝記念塔の天使のような一般的なものではなく、黒いロングコートのおじ様だ。
この世界のルールとして、天使は人間には見えず、物体に作用することもできず、声もかけられない。できることは人間の心の声を聴くことと、人間の肩に手を添えてその人間を少し元気にすることだけだ。また、色が見えないため、天使の視点で観ているシーンはセピア色や白黒で描写される。それと結構数が多く、カシエルが図書館に行くシーンではあちこちに天使がいた(カシエルに気づいて手を振ってくる)。
カシエルは話好きで、人間の世界に惹かれていて、人間に何もしてあげられないのをもどかしく思い、やがて人間になる(永遠の命と天使の能力を失う)ことを考え付く。
カシエルの親友のダミエルは比較的無口であるが、カシエルのことを心配するようでもある。
二人の美中年が黒のロングコートでベルリンを歩くってだけでも大満足な人もいるだろうが、映画全体でベルリンの街並みやカメラワークが美しく、また街で聞こえてくる人間の心の声もどことなくユーモアや切なさがある。
(僕が観たDVDがノーカット版だったのかもしれないが)映画のテンポは悪く、そこいる?って感じのシーンは結構ある。刑事コロンボ(の役者)とヨーロッパのロックバンドが本人役で出演しており、そのシーンが長かったように思えた。特にバンドのライブシーンは元のバンドを知らない人間には楽しめない上にストーリーにあまり関係ない長いシーンとなってしまっている。加えてDVD版ではドイツ語歌詞に字幕がないという不親切さはあった。
ただ、映画全体としては映像や街並みが美しいだけではなく脚本や演技も良く、何度も見返したいシーンが全編にわたって多く、とても満足度の高い映画だった。
映画: ファイトクラブ・戦火の馬
2015年8月10日 映画 コメント (4)今週前半に観たこの2本、とんでもなく良かった。
今回はネタバレなし。
どっちもWikipediaにネタバレがあるので観る前に読んではならない
【戦火の馬】
スピルバーグの戦争(第一次大戦)映画。
ファイトクラブと一緒に借りてきたのだけど、先にファイトクラブを観て人生変わるレベルで感動した後でわざわざ新しく映画見る気が起きないでいたので適当に見ようと思って再生し始めたら30分ほどで作品にのめりこんでいた。
登場人物のキャラ立ちが大げさ(馬が畑を耕せないことに怒り猟銃を持ち出す父親など)なのが少し鼻につくのだけど、純朴で何も語らない馬が戦争の中で懸命に生きてるのが際立つのでアレはアレでアリなのだと思う。
プライベートライアンでも少年漫画のキャラかよってくらい際物キャラ出してたけど、実際戦場に放り込まれても常に眉間にしわ入れてる人間より適度にユーモア残ってる人間の方が生き残りやすいのかもしれない。
人間の描き方はさておき、この映画の主人公は馬で、馬の周りで人が死んだり生きたりしてるんだけどその馬が(少なくとも実物の馬を飼ったことない人間には)本当に自然に見える馬なのが素晴らしかったと思う。
人間でもないのに人間の勝手な想像で人間らしい感情を作りこまれていたら最高に興醒めだったと思うのだけど、さすがはスピルバーグでそんな展開はなかったのでこれから観る人も安心して観てほしい。それでいて馬はある程度賢い動物で、主人公がよく調教していたという設定も活きていて、バカすぎて観客をイライラさせることもないのが良かった。
【ファイト・クラブ】
複数のマジックプレイヤーの友人が絶賛しているので観ようと思っていた作品。
大手勤めのサラリーマンの「ぼく(作中で名前が出ない)」がアウトロー風の石鹸行商人のタイラー(ブラッドピット)と出会い、バーの地下で秘密の殴り合いクラブ「ファイト・クラブ」を立ち上げるところからスタートする。
退屈な仕事から離れて殴り合いをして(むしろ自分を痛めつけるところに価値がある)社会から逸脱し、不眠症その他を改善できるようになっていく。
この映画を好きになるにはまず前半の「ファイト・クラブ」や空き地でのゴルフや男二人暮らしを好感触で受け止めて、タイラーに憧れを持つようにならなきゃならないと思う。
もちろん「ぼく」の昼間の人生との対比でこの映画を見ればある程度誰でも憧れるようには構成されているのだが、やはり実際に「ぼく」に身を重ねられる人間の方がよりこの作品を楽しめるのは間違いない。
しかしここを読んでいる忙しいマジックプレイヤーの多くは楽しめると保証する。
マジック以外の日常(会社勤めや通学、人間関係)に疲れていて週末のマジックが待ち遠しい、ただし大会に出るのでもなく少しでも多くマジックをやりたい、という欲求を叶えてくれる男が現れ、日常を忘れる場を作ってくれるカリスマがタイラーである。
だからこそ、その同好のグループがタイラーの独断でどんどん妙な方向になって行ってしまうのを悲しみ疎外感を味わう「ぼく」の気持ちが痛いほどに伝わるのだ。
実際の映画での殴り合いは「趣味」でありつつも「修行」に近い要素もあるんだけど、とにかく日常や一般的な社会から逸脱したいっていう欲求がこの映画を楽しむうえで重要だと感じた。
加えて、同年代が結婚して家庭持ちだったり体育会系のノリで仲間に囲まれていたりして、自分の人生に少し後ろ暗さを持ち始めている20代中~後半くらいのときに観るのがベストだと思う。
まさに20代後半のマジックプレイヤーが見て楽しむのに最も良い映画と言えると言える。
マジックをしなくて2時間まとまった時間をとれる機会は少ないと思うが、次の水曜夜のMOメンテナンス中にでもぜひ楽しんでほしい。今日が月曜だから今すぐTSUTAYAに走ろう。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-Blu-ray-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B00HD05KAA/ref=pd_cp_74_1?ie=UTF8&refRID=1AXM56QF3XJSHPPDD03W
Amazonでもお急ぎ便なら今買っても水曜にはコンビニで受け取れる?
ネタバレありの感想
主人公の成長が作品のテーマであるのだが、30歳男性でそれをやるのがものすごくクールだった。
物語の最後で「ぼく」は最初の不満を抱えた状態からも抜け出し、社会へ暴力を振るいだしたタイラーをも抑えて高い人格に達したのは本当に良かった。悲しいのはタイラーがしでかしたこととはいえ、「ぼく」は成長を社会で発揮することなく隠遁生活、あるいは捕まって死刑になるだろうことだ。
「主人公たちの活躍をもっと見ていたい」と思わせたら名作(そうでなくても名作はあるので逆は真ではない)だと思っているが、その意味でファイトクラブは間違いなく名作だったと思う。
暴走したタイラーへのとどめとなったのが、比較的冷静だったころのタイラーが説いていた自己への暴力だったのもタイラーの良い部分の影響が残っているのを感じられてとても良いと思う。
ただ、冒頭の癌患者の集会から「ぼく」に一貫してある誰かに認めてほしい・理解してほしい欲求に関する伏線回収が結局マーラとの恋愛(相互依存)かよ!ってのはかなり突っ込みたいところではあるんだけど、ほかに回収しようがないよなあ…
追記
http://www.gizmodo.jp/2014/07/_22015.html
主人公あのあと生きてるのかよ!
今回はネタバレなし。
どっちもWikipediaにネタバレがあるので観る前に読んではならない
【戦火の馬】
スピルバーグの戦争(第一次大戦)映画。
ファイトクラブと一緒に借りてきたのだけど、先にファイトクラブを観て人生変わるレベルで感動した後でわざわざ新しく映画見る気が起きないでいたので適当に見ようと思って再生し始めたら30分ほどで作品にのめりこんでいた。
登場人物のキャラ立ちが大げさ(馬が畑を耕せないことに怒り猟銃を持ち出す父親など)なのが少し鼻につくのだけど、純朴で何も語らない馬が戦争の中で懸命に生きてるのが際立つのでアレはアレでアリなのだと思う。
プライベートライアンでも少年漫画のキャラかよってくらい際物キャラ出してたけど、実際戦場に放り込まれても常に眉間にしわ入れてる人間より適度にユーモア残ってる人間の方が生き残りやすいのかもしれない。
人間の描き方はさておき、この映画の主人公は馬で、馬の周りで人が死んだり生きたりしてるんだけどその馬が(少なくとも実物の馬を飼ったことない人間には)本当に自然に見える馬なのが素晴らしかったと思う。
人間でもないのに人間の勝手な想像で人間らしい感情を作りこまれていたら最高に興醒めだったと思うのだけど、さすがはスピルバーグでそんな展開はなかったのでこれから観る人も安心して観てほしい。それでいて馬はある程度賢い動物で、主人公がよく調教していたという設定も活きていて、バカすぎて観客をイライラさせることもないのが良かった。
【ファイト・クラブ】
複数のマジックプレイヤーの友人が絶賛しているので観ようと思っていた作品。
大手勤めのサラリーマンの「ぼく(作中で名前が出ない)」がアウトロー風の石鹸行商人のタイラー(ブラッドピット)と出会い、バーの地下で秘密の殴り合いクラブ「ファイト・クラブ」を立ち上げるところからスタートする。
退屈な仕事から離れて殴り合いをして(むしろ自分を痛めつけるところに価値がある)社会から逸脱し、不眠症その他を改善できるようになっていく。
この映画を好きになるにはまず前半の「ファイト・クラブ」や空き地でのゴルフや男二人暮らしを好感触で受け止めて、タイラーに憧れを持つようにならなきゃならないと思う。
もちろん「ぼく」の昼間の人生との対比でこの映画を見ればある程度誰でも憧れるようには構成されているのだが、やはり実際に「ぼく」に身を重ねられる人間の方がよりこの作品を楽しめるのは間違いない。
しかしここを読んでいる忙しいマジックプレイヤーの多くは楽しめると保証する。
マジック以外の日常(会社勤めや通学、人間関係)に疲れていて週末のマジックが待ち遠しい、ただし大会に出るのでもなく少しでも多くマジックをやりたい、という欲求を叶えてくれる男が現れ、日常を忘れる場を作ってくれるカリスマがタイラーである。
だからこそ、その同好のグループがタイラーの独断でどんどん妙な方向になって行ってしまうのを悲しみ疎外感を味わう「ぼく」の気持ちが痛いほどに伝わるのだ。
実際の映画での殴り合いは「趣味」でありつつも「修行」に近い要素もあるんだけど、とにかく日常や一般的な社会から逸脱したいっていう欲求がこの映画を楽しむうえで重要だと感じた。
加えて、同年代が結婚して家庭持ちだったり体育会系のノリで仲間に囲まれていたりして、自分の人生に少し後ろ暗さを持ち始めている20代中~後半くらいのときに観るのがベストだと思う。
まさに20代後半のマジックプレイヤーが見て楽しむのに最も良い映画と言えると言える。
マジックをしなくて2時間まとまった時間をとれる機会は少ないと思うが、次の水曜夜のMOメンテナンス中にでもぜひ楽しんでほしい。今日が月曜だから今すぐTSUTAYAに走ろう。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-Blu-ray-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B00HD05KAA/ref=pd_cp_74_1?ie=UTF8&refRID=1AXM56QF3XJSHPPDD03W
Amazonでもお急ぎ便なら今買っても水曜にはコンビニで受け取れる?
ネタバレありの感想
主人公の成長が作品のテーマであるのだが、30歳男性でそれをやるのがものすごくクールだった。
物語の最後で「ぼく」は最初の不満を抱えた状態からも抜け出し、社会へ暴力を振るいだしたタイラーをも抑えて高い人格に達したのは本当に良かった。悲しいのはタイラーがしでかしたこととはいえ、「ぼく」は成長を社会で発揮することなく隠遁生活、あるいは捕まって死刑になるだろうことだ。
「主人公たちの活躍をもっと見ていたい」と思わせたら名作(そうでなくても名作はあるので逆は真ではない)だと思っているが、その意味でファイトクラブは間違いなく名作だったと思う。
暴走したタイラーへのとどめとなったのが、比較的冷静だったころのタイラーが説いていた自己への暴力だったのもタイラーの良い部分の影響が残っているのを感じられてとても良いと思う。
ただ、冒頭の癌患者の集会から「ぼく」に一貫してある誰かに認めてほしい・理解してほしい欲求に関する伏線回収が結局マーラとの恋愛(相互依存)かよ!ってのはかなり突っ込みたいところではあるんだけど、ほかに回収しようがないよなあ…
追記
http://www.gizmodo.jp/2014/07/_22015.html
主人公あのあと生きてるのかよ!
映画: WALL E
2015年8月6日 映画設定も好きだし、キャラデザも好きだし、興業的に成功してるのもわかるけど、本当にわずかなすれ違いやかみ合わせの違いで好きになれなかった映画があるとすれば【WALL E】は結構上位。
大まかにいうとピクサーのハートフルロボットアニメで、今回もネタバレあり。
【WALL E】
荒廃した近未来、人間は地球を捨てて巨大な宇宙船での漂流生活を余儀なくされた。
主人公のWALL Eは地球の自律清掃ロボットの最後の生き残りで、ゴキブリしかいない地球でごみを片付け続けている。そこに空から宇宙船が降りてきて、イヴという名の白い流線型のロボットを投下していく。最初はWALL Eはイヴに警戒されているが、しばらくしているうちに仲良くなるわけだけど、彼らの所作は非常に人間的で、まさにディズニー映画の動物のように人間臭くふるまう。WALL Eは頭部の目を上げ下げし、イヴは液晶に目が表示されていて感情を表現する。共に言葉はほとんど話せないためオーバーなアクションで活き活きと演技するのだ。
ここまでだったらなるほど、人間がいない世界でロボットのハートフルなアニメなのか、と思ったのだけど、なんとイヴを送り込んだのは700年前に宇宙に旅立った人間の宇宙船で、地球が再入植可能かを探査する目的だったのだという。
植物の存在を確認してサンプルを回収したイヴを宇宙船の子機が迎えに来た際にウォーリーも子機の外壁にしがみついて一緒に母艦に向かう。
たどりついた母艦では人間たちが生活しているのだ。
でもって後半は宇宙船内で初代艦長のプログラムで地球帰還を阻止しようとするマザーコンピューターに立ち向かうっていう唐突なバトル展開になる。
急なバトル展開だとか、SF考証おかしいだろとかは子供向け映画だからいいんだけど、僕が一番言いたいのは
「機械風情が人間様の真似事か!」
っていうマジックによくあるアーティファクトを否定する部族みたいなことだった。
ディズニーの動物たちは全体に必要以上に人間臭くて、体も文化も背景も違うんだからここまで人間のような考えは持たないだろ、と思って不気味に感じることが多かった。
ジョジョ3部のストレンクスの本体のサルが不気味なのと同じようなものとも言える。
ミッキーマウスやシャーロックホームズ(犬のやつ)にはさほど「動物風情が!」とはならないから擬人化度合の問題でもあると思う。C3POの方がR2D2より人間らしくても許される感じあるのと同様かな。
あと同じ世界に人間がいないってのも大事だと思ってて、【カーズ】は車がしゃべるし極めて人間臭いけど世界に人間が出てこないことで不気味さを感じさせなくなっていると思う。
一方で攻殻機動隊のタチコマみたいにあえて人間らしい感情を持つようにプログラムしてみることで独自に戦況判断ができる能力を持たせようと試みているっていう設定もなかなか上手いところだ。
とにかくWALL Eの納得いかない点は擬人化度も低い上に、同じ世界に人間がいて、特に理由もなく感情を持っていて、きわめて人間臭くふるまってるのが不気味に感じた点だった。
あれ見てかわいいと思わない(※)どころか機械に対して怒り始める僕の頭の方がおかしいのではと思ってツイートしたところ友人から言われたのは、
「この映画を撮ったアメリカではキリスト教の教えが浸透していて、ロボットを神の移し身たる人間様と間違うような奴はいないため、純粋に『人間の真似をしてかわいいロボット』として受け入れられるのでは」
という旨のことだった。
実際そのあたりが大ヒットやアカデミー賞の理由なのかもしれない。
日本人はモノに心を見出す民族だとよく言われるが、この映画を楽しむことに関してはそれが裏目に出て、「僕人間ですよ」アピールのための演技を煩わしく感じてしまうことだろう。
冒頭で誰もいない地球で黙々とゴミを片付けるシーンだけでもそこに感情を勝手に想像して哀愁を感じてしまった身としては過剰な人間アピール演技が本当に蛇足に感じられた。
(※)見た目は文句なくかわいいと思う。最初に書いたが、何か少し違っていたら本当に好きな映画になっていただろう。
追記:メインターゲットである子供の反応はどうだったんだろう。アメリカの子供は喜ぶとして、日本の子供はどうだったのだろうか。
僕は子供のころ「おさるのジョージ」みて同様にブチキレてたから、当時観てたとしても多分どことなく不気味なものを感じるんじゃないかと思う。
大まかにいうとピクサーのハートフルロボットアニメで、今回もネタバレあり。
【WALL E】
荒廃した近未来、人間は地球を捨てて巨大な宇宙船での漂流生活を余儀なくされた。
主人公のWALL Eは地球の自律清掃ロボットの最後の生き残りで、ゴキブリしかいない地球でごみを片付け続けている。そこに空から宇宙船が降りてきて、イヴという名の白い流線型のロボットを投下していく。最初はWALL Eはイヴに警戒されているが、しばらくしているうちに仲良くなるわけだけど、彼らの所作は非常に人間的で、まさにディズニー映画の動物のように人間臭くふるまう。WALL Eは頭部の目を上げ下げし、イヴは液晶に目が表示されていて感情を表現する。共に言葉はほとんど話せないためオーバーなアクションで活き活きと演技するのだ。
ここまでだったらなるほど、人間がいない世界でロボットのハートフルなアニメなのか、と思ったのだけど、なんとイヴを送り込んだのは700年前に宇宙に旅立った人間の宇宙船で、地球が再入植可能かを探査する目的だったのだという。
植物の存在を確認してサンプルを回収したイヴを宇宙船の子機が迎えに来た際にウォーリーも子機の外壁にしがみついて一緒に母艦に向かう。
たどりついた母艦では人間たちが生活しているのだ。
でもって後半は宇宙船内で初代艦長のプログラムで地球帰還を阻止しようとするマザーコンピューターに立ち向かうっていう唐突なバトル展開になる。
急なバトル展開だとか、SF考証おかしいだろとかは子供向け映画だからいいんだけど、僕が一番言いたいのは
「機械風情が人間様の真似事か!」
っていうマジックによくあるアーティファクトを否定する部族みたいなことだった。
ディズニーの動物たちは全体に必要以上に人間臭くて、体も文化も背景も違うんだからここまで人間のような考えは持たないだろ、と思って不気味に感じることが多かった。
ジョジョ3部のストレンクスの本体のサルが不気味なのと同じようなものとも言える。
ミッキーマウスやシャーロックホームズ(犬のやつ)にはさほど「動物風情が!」とはならないから擬人化度合の問題でもあると思う。C3POの方がR2D2より人間らしくても許される感じあるのと同様かな。
あと同じ世界に人間がいないってのも大事だと思ってて、【カーズ】は車がしゃべるし極めて人間臭いけど世界に人間が出てこないことで不気味さを感じさせなくなっていると思う。
一方で攻殻機動隊のタチコマみたいにあえて人間らしい感情を持つようにプログラムしてみることで独自に戦況判断ができる能力を持たせようと試みているっていう設定もなかなか上手いところだ。
とにかくWALL Eの納得いかない点は擬人化度も低い上に、同じ世界に人間がいて、特に理由もなく感情を持っていて、きわめて人間臭くふるまってるのが不気味に感じた点だった。
あれ見てかわいいと思わない(※)どころか機械に対して怒り始める僕の頭の方がおかしいのではと思ってツイートしたところ友人から言われたのは、
「この映画を撮ったアメリカではキリスト教の教えが浸透していて、ロボットを神の移し身たる人間様と間違うような奴はいないため、純粋に『人間の真似をしてかわいいロボット』として受け入れられるのでは」
という旨のことだった。
実際そのあたりが大ヒットやアカデミー賞の理由なのかもしれない。
日本人はモノに心を見出す民族だとよく言われるが、この映画を楽しむことに関してはそれが裏目に出て、「僕人間ですよ」アピールのための演技を煩わしく感じてしまうことだろう。
冒頭で誰もいない地球で黙々とゴミを片付けるシーンだけでもそこに感情を勝手に想像して哀愁を感じてしまった身としては過剰な人間アピール演技が本当に蛇足に感じられた。
(※)見た目は文句なくかわいいと思う。最初に書いたが、何か少し違っていたら本当に好きな映画になっていただろう。
追記:メインターゲットである子供の反応はどうだったんだろう。アメリカの子供は喜ぶとして、日本の子供はどうだったのだろうか。
僕は子供のころ「おさるのジョージ」みて同様にブチキレてたから、当時観てたとしても多分どことなく不気味なものを感じるんじゃないかと思う。
映画: トレインスポッティングなど
2015年8月4日 映画 コメント (2)8/4
どっちもそこそこお勧めできる。
監督はどちらもダニー・ボイルで、ロケ地はイギリス。
イギリスの街並みも田舎も本当に美しくて素晴らしい。
【28日後】
こっちはゾンビ(?)映画。
正確には凶暴性ウイルス感染者で、肉体が死んだらもう起き上がらない。
そして集団で走る!
遠くからでも非感染者を嗅ぎつけて全力疾走してくるのは本当に良いシーン。
感染開始の時には主人公は集中治療室にいて、感染開始から28日後に目を覚ましてパンデミックの世界に突如放り込まれるため、既に街には人影がないっていうのも斬新で良かった。
無人の街で、急に遠くからゾンビが全力疾走してくるってのはなんというか、アメリカ映画にはない奥ゆかしさだと思う。
アメリカ人が同じテーマで撮ると絶対街にびっしりゾンビがいる絵を撮りたがるからね。
これだけでも走るゾンビ派の人には見る価値がある。
加えて主人公がしっかり成長していくし、取り巻く仲間が皆いい人たちで応援したくなる映画でもある。
主人公の両親や道中で仲間になった父娘の父親が本当に娘のことを大事にしたまま死んでいくのが悲しい。後半で主人公一味の女性2人が軍人たちのキャンプで騙されて性処理係にされそうなシーンは本当にハラハラするし、自分も殺されかけながら救出に向かう主人公に心から肩入れして映画を観ていた。
後半は避難地での人間対人間になり少々ダレる感じあるなのだが、決着では結局感染者がキーファクターになるのは良かった。
ゾンビ映画にしては珍しく、純粋に希望が持てる形で終わるのも素晴らしいと思う。
あくまでゾンビでなく凶暴性ウイルス感染者であるため、時間が経てば食事ができず餓死するようだ。
多大な犠牲を払ってまでたどり着いたキャンプで非感染者に騙されて、死闘を潜り抜けた上でのハッピーエンドには本当に価値があると思う。
【トレインスポッティング】
ドラッグ中毒仲間たちとの自堕落な生活から脱出しようとする話。
主人公は薬物中毒治療をして堅気の仕事に就くが、ドラッグをやめられない仲間が家に転がり込んで来たり悪い道に誘い戻したりで結局元通りになってしまう。最終的には仲間を裏切る形で大金を手にしてめでたく一人新天地で堅気に戻る。
これだけ書くと主人公が卑劣漢に見えてしまうが仲間に関しては一切同情できない屑揃いだからあまり主人公の評価は下がらない。
ドラッグでトリップした表現や主演のユアンマクレガー(※)の演技がすごく良く、かつ仲間と騒いで楽しむところからドラッグが原因で人生破滅するやつが出てきて疎遠になったり荒んだりする、そして違法な稼業に手を出してまた羽振りが良くなる(が実際はさらに堕ちている)…の繰り返しが日米の不良の人生にも似ててなかなか共感できるところがある。
作品としてはちょっとウシジマくんに似てる。
人々が死体が起き上がって人間に噛みつく様子が観たくてゾンビ映画を観るのと同様に、不良の人生が乱高下するのを観るのを求めて映画を観るライフスタイルがあるんじゃないかって思ってしまう。
特に大震災以来日本で馬鹿の一つ覚えみたいに言われたり作品テーマにされたりしてる「絆」だの「友情」だのに反吐が出てる人にはお勧めだよ。
脱ドラッグ依存のカギはドラッグ仲間との関係を断ち切るところのようだ。
(※)スターウォーズ新三部作のオビ・ワン
どっちもそこそこお勧めできる。
監督はどちらもダニー・ボイルで、ロケ地はイギリス。
イギリスの街並みも田舎も本当に美しくて素晴らしい。
【28日後】
こっちはゾンビ(?)映画。
正確には凶暴性ウイルス感染者で、肉体が死んだらもう起き上がらない。
そして集団で走る!
遠くからでも非感染者を嗅ぎつけて全力疾走してくるのは本当に良いシーン。
感染開始の時には主人公は集中治療室にいて、感染開始から28日後に目を覚ましてパンデミックの世界に突如放り込まれるため、既に街には人影がないっていうのも斬新で良かった。
無人の街で、急に遠くからゾンビが全力疾走してくるってのはなんというか、アメリカ映画にはない奥ゆかしさだと思う。
アメリカ人が同じテーマで撮ると絶対街にびっしりゾンビがいる絵を撮りたがるからね。
これだけでも走るゾンビ派の人には見る価値がある。
加えて主人公がしっかり成長していくし、取り巻く仲間が皆いい人たちで応援したくなる映画でもある。
主人公の両親や道中で仲間になった父娘の父親が本当に娘のことを大事にしたまま死んでいくのが悲しい。後半で主人公一味の女性2人が軍人たちのキャンプで騙されて性処理係にされそうなシーンは本当にハラハラするし、自分も殺されかけながら救出に向かう主人公に心から肩入れして映画を観ていた。
後半は避難地での人間対人間になり少々ダレる感じあるなのだが、決着では結局感染者がキーファクターになるのは良かった。
ゾンビ映画にしては珍しく、純粋に希望が持てる形で終わるのも素晴らしいと思う。
あくまでゾンビでなく凶暴性ウイルス感染者であるため、時間が経てば食事ができず餓死するようだ。
多大な犠牲を払ってまでたどり着いたキャンプで非感染者に騙されて、死闘を潜り抜けた上でのハッピーエンドには本当に価値があると思う。
【トレインスポッティング】
ドラッグ中毒仲間たちとの自堕落な生活から脱出しようとする話。
主人公は薬物中毒治療をして堅気の仕事に就くが、ドラッグをやめられない仲間が家に転がり込んで来たり悪い道に誘い戻したりで結局元通りになってしまう。最終的には仲間を裏切る形で大金を手にしてめでたく一人新天地で堅気に戻る。
これだけ書くと主人公が卑劣漢に見えてしまうが仲間に関しては一切同情できない屑揃いだからあまり主人公の評価は下がらない。
ドラッグでトリップした表現や主演のユアンマクレガー(※)の演技がすごく良く、かつ仲間と騒いで楽しむところからドラッグが原因で人生破滅するやつが出てきて疎遠になったり荒んだりする、そして違法な稼業に手を出してまた羽振りが良くなる(が実際はさらに堕ちている)…の繰り返しが日米の不良の人生にも似ててなかなか共感できるところがある。
作品としてはちょっとウシジマくんに似てる。
人々が死体が起き上がって人間に噛みつく様子が観たくてゾンビ映画を観るのと同様に、不良の人生が乱高下するのを観るのを求めて映画を観るライフスタイルがあるんじゃないかって思ってしまう。
特に大震災以来日本で馬鹿の一つ覚えみたいに言われたり作品テーマにされたりしてる「絆」だの「友情」だのに反吐が出てる人にはお勧めだよ。
脱ドラッグ依存のカギはドラッグ仲間との関係を断ち切るところのようだ。
(※)スターウォーズ新三部作のオビ・ワン
【AKIRA】
以前途中まで観てたんだけど、忘れてたからもう一度最初から。
バイクで走るシーンも病院に潜入するシーンもアキラたちの回想シーンや金田と鉄雄が出会ったシーンも全部好きなシーンだった(絵的にもストーリー的にも)。
【AKIRA】に限らず、ずっと守られる側だった奴が急に力を手に入れて「今まで俺を下に見てやがって!」と兄貴分に牙をむくっていう設定は本当に好き。
以前途中まで観てたんだけど、忘れてたからもう一度最初から。
バイクで走るシーンも病院に潜入するシーンもアキラたちの回想シーンや金田と鉄雄が出会ったシーンも全部好きなシーンだった(絵的にもストーリー的にも)。
【AKIRA】に限らず、ずっと守られる側だった奴が急に力を手に入れて「今まで俺を下に見てやがって!」と兄貴分に牙をむくっていう設定は本当に好き。
映画: 博士の異常な愛情
2015年7月29日 映画【博士の異常な愛情】
もうすぐ【時計仕掛けのオレンジ】が高田馬場で再上映されるらしいからその前にキューブリック作品を予習。
分類はコメディ映画だけどストーリーもしっかりしていて、なおかつ登場人物全員頭おかしくてすごく面白い。
こういう登場人物全員キチガイの作品で1,2人出てくる常識人キャラって美味しいよね。
この場合常識人枠の大統領も微妙に頭おかしいんじゃないかって気もするけど・・・
舞台は冷戦下のアメリカで、トチ狂った将軍が独断でソ連に核攻撃を開始したからさあ大変!みたいなストーリー。
タイトルの「博士」がドイツから帰化した科学者で、興奮すると大統領のことを「総統」と呼び間違えたり体が勝手にナチ式敬礼をしようとしたりする、ってだけでも登場人物たちの狂気度が伝わると思う。
カードショップで超痛いやつ・迷惑な奴がいた!って話を聞くと怒る人もいる一方で、僕のように「お!?キチガイ登場か!?どこどこ!?」ってなる人間もいると思うんだけど、後者のような人にこそおすすめの映画。
もうすぐ【時計仕掛けのオレンジ】が高田馬場で再上映されるらしいからその前にキューブリック作品を予習。
分類はコメディ映画だけどストーリーもしっかりしていて、なおかつ登場人物全員頭おかしくてすごく面白い。
こういう登場人物全員キチガイの作品で1,2人出てくる常識人キャラって美味しいよね。
この場合常識人枠の大統領も微妙に頭おかしいんじゃないかって気もするけど・・・
舞台は冷戦下のアメリカで、トチ狂った将軍が独断でソ連に核攻撃を開始したからさあ大変!みたいなストーリー。
タイトルの「博士」がドイツから帰化した科学者で、興奮すると大統領のことを「総統」と呼び間違えたり体が勝手にナチ式敬礼をしようとしたりする、ってだけでも登場人物たちの狂気度が伝わると思う。
カードショップで超痛いやつ・迷惑な奴がいた!って話を聞くと怒る人もいる一方で、僕のように「お!?キチガイ登場か!?どこどこ!?」ってなる人間もいると思うんだけど、後者のような人にこそおすすめの映画。
映画: マッドマックス3など
2015年7月28日 映画最近映画をよく見るのでDNに記録をつけていこう。
7月20日
【マッドマックス サンダードーム】
マッドマックス1,2に比べて話のスケールが小さく、戦う理由もいまいちはっきりしない。2で主人公の相棒役だったジャイロ・キャプテンかと思ったら同じキャストの別人だったり、敵が1,2のような真性の狂人じゃなくてどうもファッションっぽい狂人だったりするのが残念だった。
ターミネーターと同じで 2>1>3 の順で面白かった。
上映中の4に行くか迷ってたところ、ツイッターで「(同じ監督の)【ベイブ2】観てから行くべき」という珍妙なアドバイスを頂き、ベイブは1・2共に好きだった人間としては凄く気になるようになってしまった。
【死霊のはらわた】
ホラーの有名作品だったから観たけど、これもあまり気に入らなかった。不満点は映像が古いとか不当にグロいとかじゃなく、主人公一味があまりにトロいことにイラついて本筋どころじゃないって点だった。第一の犠牲者が出た後でも部屋でバラバラに寝る・悲鳴が聞こえても走らずトロトロ様子を見に行く・その割にドアは不用心に開ける・夜明けを待たない・とどめを刺さない と生き残る気あるのか怪しいレベル。
特殊部隊でもない一般大学生だから【ドーンオブザデッド】みたいに訓練されてろとは言わないけど、【ゾンビランド】くらいには生存の努力を見せてほしかった。
肝心のゾンビ(?)や死霊は迫力あって良かった(僕はゾンビは走る方が好き)。
何故かカラフルなクレイアニメの臓器も好きだよ。
【プライベートライアン】【タンタンの冒険】
大安定のスピルバーグの作品でどっちもすごく良かった。それぞれ戦争もの・CGアニメだけど、ワクワクする冒険やちょっとしたユーモアが凄くスピルバーグっぽいと思う。
プライベートライアンはライアンがいい奴で本当に救われた感じがあるよね。
タンタンはポップな絵柄の原作をリアルなアニメにするとかなりエグい描写が合ってちょっと笑った。
【シカゴ】
中学生のころに観てすごく好きでサントラも買ったミュージカル映画をもう一度。
歌もキャラも超かっこいいよね。当時は殺人見て喜ぶ群衆の気持ちはわからなかったけど大人になると結構わかる。
7月20日
【マッドマックス サンダードーム】
マッドマックス1,2に比べて話のスケールが小さく、戦う理由もいまいちはっきりしない。2で主人公の相棒役だったジャイロ・キャプテンかと思ったら同じキャストの別人だったり、敵が1,2のような真性の狂人じゃなくてどうもファッションっぽい狂人だったりするのが残念だった。
ターミネーターと同じで 2>1>3 の順で面白かった。
上映中の4に行くか迷ってたところ、ツイッターで「(同じ監督の)【ベイブ2】観てから行くべき」という珍妙なアドバイスを頂き、ベイブは1・2共に好きだった人間としては凄く気になるようになってしまった。
【死霊のはらわた】
ホラーの有名作品だったから観たけど、これもあまり気に入らなかった。不満点は映像が古いとか不当にグロいとかじゃなく、主人公一味があまりにトロいことにイラついて本筋どころじゃないって点だった。第一の犠牲者が出た後でも部屋でバラバラに寝る・悲鳴が聞こえても走らずトロトロ様子を見に行く・その割にドアは不用心に開ける・夜明けを待たない・とどめを刺さない と生き残る気あるのか怪しいレベル。
特殊部隊でもない一般大学生だから【ドーンオブザデッド】みたいに訓練されてろとは言わないけど、【ゾンビランド】くらいには生存の努力を見せてほしかった。
肝心のゾンビ(?)や死霊は迫力あって良かった(僕はゾンビは走る方が好き)。
何故かカラフルなクレイアニメの臓器も好きだよ。
【プライベートライアン】【タンタンの冒険】
大安定のスピルバーグの作品でどっちもすごく良かった。それぞれ戦争もの・CGアニメだけど、ワクワクする冒険やちょっとしたユーモアが凄くスピルバーグっぽいと思う。
プライベートライアンはライアンがいい奴で本当に救われた感じがあるよね。
タンタンはポップな絵柄の原作をリアルなアニメにするとかなりエグい描写が合ってちょっと笑った。
【シカゴ】
中学生のころに観てすごく好きでサントラも買ったミュージカル映画をもう一度。
歌もキャラも超かっこいいよね。当時は殺人見て喜ぶ群衆の気持ちはわからなかったけど大人になると結構わかる。
GP千葉・実物提示教育(@8000)など売ります
2015年6月2日コメント (978)
GP千葉、コスプレしてきました。
目標だった「コスプレでカバレージに載る・2日目に残る」 を無事果たせました。
初日は赤緑移植狂気増殖ドメインで8-1、2日目は黒単t赤スピリットクラフトで2-1・ドメインで1-2のトータル11-4で200ドルフィニッシュ。
シールドは結構練習して成果も出たんだけど、ドラフトは練習不足が敗因か。
1日目R4のカバレージはこちら↓
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi15/article/015048/#
先月頭のPPTQスタンダードは結構廻ったけど準優勝・シングル1没・スイス落ちと残念な結果でした。
今月のモダンシーズンは気合い入れていこう!モダン神挑戦者決定戦もね。
【売ります】
実物提示教育 @8000 (英英英)
狡猾なる願い @1500
直観 @2400 英
苦花 @3800 日MMA
苦花Foil @8000 日MMA
貴族の教主Foil @9000 日MMA
夜明けの宝冠Foil @3000 日MMA
【募集します】
大爆発の魔導士 @2500 2枚
日本銀行券
MOチケット
連絡はコメントを残したうえで
shiosainouta_carol( アットマーク )hotmail.co.jp
までお願いします。
目標だった「コスプレでカバレージに載る・2日目に残る」 を無事果たせました。
初日は赤緑移植狂気増殖ドメインで8-1、2日目は黒単t赤スピリットクラフトで2-1・ドメインで1-2のトータル11-4で200ドルフィニッシュ。
シールドは結構練習して成果も出たんだけど、ドラフトは練習不足が敗因か。
1日目R4のカバレージはこちら↓
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi15/article/015048/#
先月頭のPPTQスタンダードは結構廻ったけど準優勝・シングル1没・スイス落ちと残念な結果でした。
今月のモダンシーズンは気合い入れていこう!モダン神挑戦者決定戦もね。
【売ります】
実物提示教育 @8000 (英英英)
狡猾なる願い @1500
直観 @2400 英
苦花 @3800 日MMA
苦花Foil @8000 日MMA
貴族の教主Foil @9000 日MMA
夜明けの宝冠Foil @3000 日MMA
【募集します】
大爆発の魔導士 @2500 2枚
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MOチケット
連絡はコメントを残したうえで
shiosainouta_carol( アットマーク )hotmail.co.jp
までお願いします。
実物提示教育(@8000)・狡猾なる願い(@1500)売ります
2015年5月26日GP千葉に伴う金欠につき。
申し訳ありませんが、木曜日までに入金できる方に限らせていただきます。
売
実物提示教育 @8000 (日英英英)
狡猾なる願い @1500
直観 @2400 英
連絡はコメントを残したうえで
shiosainouta_carol( アットマーク )hotmail.co.jp
までお願いします。
申し訳ありませんが、木曜日までに入金できる方に限らせていただきます。
売
実物提示教育 @8000 (日英英英)
狡猾なる願い @1500
直観 @2400 英
連絡はコメントを残したうえで
shiosainouta_carol( アットマーク )hotmail.co.jp
までお願いします。
MO募集・紙提供
2015年5月7日タルキールブロックのMOカード及びチケットを募集、紙のカードを提供します。相場は紙はWisdom、オンラインはMTG Goldfishを参考に。
募集
(MO・優先)アブザンアグロの各種パーツ
(MO)その他スタンダードのパーツ・チケット
提供(後でリストアップします)
(紙)アブザンアグロに使わない主なパーツ フェッチランド・龍王含め、結構いいところ揃ってます。
連絡はここかメールかツイッター(@shiosainouta)にお願いします。
MOアカウント:Shiomiya
募集
(MO・優先)アブザンアグロの各種パーツ
(MO)その他スタンダードのパーツ・チケット
提供(後でリストアップします)
(紙)アブザンアグロに使わない主なパーツ フェッチランド・龍王含め、結構いいところ揃ってます。
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